朝鮮半島での交戦を懸念、明日にも韓国軍が訓練を強行の見通し
明日18日から21日までの3日間のうち1日、延坪島周辺の黄海で韓国軍による海上射撃訓練の実施がおこなわれる。
今回の韓国軍側からの訓練実施の発表に対し北朝鮮は、将官級軍事会談の席において訓練の中止を要求した。
北朝鮮は中止要求の中で、訓練の実施が行われる際には「予測できない自衛的な打撃が加えられる」とする警告文を韓国側に送付したことが明らかとなっている。
ことの発端となった11月23日の北朝鮮による延坪島砲撃事件を振り返ると、明日からの状況にも類似している。
延坪島砲撃事件では、当初より11月22日~30日に掛けて韓国軍はこの海域での射撃訓練を予定していたと伝えられており、23日には、延坪島に駐留する韓国軍海兵隊砲兵部隊による実弾射撃訓練が予定されていた。これに反発する北朝鮮は、同日午前8時20分にその中止を強く要求。訓練が実施された際には報復する内容が書かれた警告文を韓国側にFAXにより通達している経緯がある。
その後、砲撃が実行されたのは周知の通りである。
朝鮮戦争の休戦協定において、陸上における休戦ラインは明確にされたものの、黄海上における境界ラインについては韓国側が主張するNLL(北方限界線)と北朝鮮側が主張する「海上軍事境界線」があり、その後のしこりを残したままとなっていた。
今回のNLL付近における海上軍事演習実施によって、韓国側は北朝鮮側の主張を黙認しない断固たる措置をアピールする狙いがあるとみられている。
今回の韓国軍側からの訓練実施の発表に対し北朝鮮は、将官級軍事会談の席において訓練の中止を要求した。
北朝鮮は中止要求の中で、訓練の実施が行われる際には「予測できない自衛的な打撃が加えられる」とする警告文を韓国側に送付したことが明らかとなっている。
ことの発端となった11月23日の北朝鮮による延坪島砲撃事件を振り返ると、明日からの状況にも類似している。
延坪島砲撃事件では、当初より11月22日~30日に掛けて韓国軍はこの海域での射撃訓練を予定していたと伝えられており、23日には、延坪島に駐留する韓国軍海兵隊砲兵部隊による実弾射撃訓練が予定されていた。これに反発する北朝鮮は、同日午前8時20分にその中止を強く要求。訓練が実施された際には報復する内容が書かれた警告文を韓国側にFAXにより通達している経緯がある。
その後、砲撃が実行されたのは周知の通りである。
朝鮮戦争の休戦協定において、陸上における休戦ラインは明確にされたものの、黄海上における境界ラインについては韓国側が主張するNLL(北方限界線)と北朝鮮側が主張する「海上軍事境界線」があり、その後のしこりを残したままとなっていた。
今回のNLL付近における海上軍事演習実施によって、韓国側は北朝鮮側の主張を黙認しない断固たる措置をアピールする狙いがあるとみられている。
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