Sikorsky Aircraft Corp. は7日付のプレスリリースで、米陸軍向け UH-60M が通算納入 300 機を達成したと発表した。

UH-60Mは2006年より米陸軍向けの量産開始をおこない、1978年の陸軍への納入以来、最も洗練された機体と先進のアビオニクスや推進システムを搭載したBlackHawkのバリエーションモデル。

ブラックホークの納入先は米国の連邦政府機関にとどまらず、海外で30ヶ国、ブラックホーク全種で3,000機以上の導入実績を積んできているとしている。（米陸軍でのブラックホークのトータル納入数は、バリエーションモデルを含めて1,945機としている）

また発表されたリリースによると、UH-60M は最終的に 2025 年までに掛けて 950 機を製造する計画となっている。それとは別に、負傷者護送 (MEDEVAC : Medical Evacuation) 型の HH-60M×400 機あまりの調達も計画中とのこと。

そのほか、飛行制御系統のFBW (Fly-by-Wire) 化やエンジンの FADEC (Full-Authority Digital Engine Control) 化といった改良計画もある。

Sikorsky Aircraft 2011/7/7

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