NEWS

壁にしがみ付き、静かに偵察する UAV の研究

海外軍事
Stanford 大学のバイオメトリクス・マニピュレーション研究所 (Biometrics and Dexterous Manipulation Lab) で、ロボット航空デザインにおける 2 つの UAV (Unmanned Aerial Vehicle : 無人航空機) の取り組みがおこなわれている。1 つは、トビウオ (flying fish) に倣った跳躍と滑空を示すロボットで、これは捕食動物の危険から逃れるため、地面効果 (ground effect) と呼ばれる現象を利用し、海面上で優れた滑空能力を示すトビウオの動きを再現したもの。もう 1 つは、垂直の壁に着陸を可能とし、再飛行を試みるタイプのもので、こちらは壁に向かって飛行してきた機体が搭載したセンサーによってその直前で機体の腹側を壁に向け、ネコ科の動物が持つ爪のような特殊フックによって離着陸を可能としているもの。この壁にしがみ付く機体 (Perching UAV) は、将来的に翼の上面にソーラーパネルを搭載することで、壁に止まっている間に充電をおこなうことができるようになる。このことにより、ミッション中に上空を飛び続けること無く、消費電力の抑制がおこなえる。また飛行時に発生する駆動音を無くすことが可能となるため、偵察・監視・情報収集に効果を発揮することが期待されている。開発支援にはカナダ自然科学・工学研究会議 (NSERC : Natural Sciences and Engineering Research Council) と DARPA DSO (Defense Sciences Office : 防衛科学研究室) が参加している。

Phys.org 2013/05/31
Stanford University Biometrics and Dexterous Manipulation Laboratory
Bio-Inspired Perching and Crawling Air Vehicles


同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
3Dプリンター製グレネードランチャー「RAMBO」が出力される様子をとらえた動画
米陸軍CERDECが国防総省装備展示イベントで戦術拡張現実「TAR」を紹介
イラクに提供した数万挺のアサルトライフルを含む1,100億円以上の米軍武器の監視が不十分であることが明らかに
特集:米軍特殊部隊 ― アメリカ海軍特殊部隊NSW編
アメリカ陸軍特殊部隊司令部が「SOPMOD用新アッパーレシーバーグループ」の開発を計画中
ジャンヌダルク多国籍軍事演習に参加した米海兵隊と仏海軍特殊部隊コマンド・マリーンの合同射撃訓練映像
同じカテゴリー(海外軍事)の記事
 3Dプリンター製グレネードランチャー「RAMBO」が出力される様子をとらえた動画 (2017-05-26 13:57)
 米陸軍CERDECが国防総省装備展示イベントで戦術拡張現実「TAR」を紹介 (2017-05-25 16:31)
 イラクに提供した数万挺のアサルトライフルを含む1,100億円以上の米軍武器の監視が不十分であることが明らかに (2017-05-25 11:44)
 特集:米軍特殊部隊 ― アメリカ海軍特殊部隊NSW編 (2017-05-24 17:22)
 アメリカ陸軍特殊部隊司令部が「SOPMOD用新アッパーレシーバーグループ」の開発を計画中 (2017-05-23 14:50)
 ジャンヌダルク多国籍軍事演習に参加した米海兵隊と仏海軍特殊部隊コマンド・マリーンの合同射撃訓練映像 (2017-05-23 13:26)

この記事をブックマーク/共有する

この記事をはてなブックマークに追加

新着情報をメールでチェック!

ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

[入力例] example@militaryblog.jp
登録の解除は →こちら

ひとつ前のニュース ひとつ次のニュース

PageTop