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壁にしがみ付き、静かに偵察する UAV の研究

海外軍事
Stanford 大学のバイオメトリクス・マニピュレーション研究所 (Biometrics and Dexterous Manipulation Lab) で、ロボット航空デザインにおける 2 つの UAV (Unmanned Aerial Vehicle : 無人航空機) の取り組みがおこなわれている。1 つは、トビウオ (flying fish) に倣った跳躍と滑空を示すロボットで、これは捕食動物の危険から逃れるため、地面効果 (ground effect) と呼ばれる現象を利用し、海面上で優れた滑空能力を示すトビウオの動きを再現したもの。もう 1 つは、垂直の壁に着陸を可能とし、再飛行を試みるタイプのもので、こちらは壁に向かって飛行してきた機体が搭載したセンサーによってその直前で機体の腹側を壁に向け、ネコ科の動物が持つ爪のような特殊フックによって離着陸を可能としているもの。この壁にしがみ付く機体 (Perching UAV) は、将来的に翼の上面にソーラーパネルを搭載することで、壁に止まっている間に充電をおこなうことができるようになる。このことにより、ミッション中に上空を飛び続けること無く、消費電力の抑制がおこなえる。また飛行時に発生する駆動音を無くすことが可能となるため、偵察・監視・情報収集に効果を発揮することが期待されている。開発支援にはカナダ自然科学・工学研究会議 (NSERC : Natural Sciences and Engineering Research Council) と DARPA DSO (Defense Sciences Office : 防衛科学研究室) が参加している。

Phys.org 2013/05/31
Stanford University Biometrics and Dexterous Manipulation Laboratory
Bio-Inspired Perching and Crawling Air Vehicles

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