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中国研究チーム、自己発電型「織布」の開発に成功

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中国研究チーム、自己発電型「織布」の開発に成功自己発電能力を備えた受光素子 (photo detector) として働く二酸化スズ (Tin Dioxide : SnO2) の研究をおこなっていた中国科学院 (CAS : Chinese Academy of Sciences) の Guozhen Shen 氏と、共同研究をおこなっている武漢光電子工学国立研究所 (Wuhan National Laboratory for Optoelectronics) のチームが、屈曲性を持つ織布の開発に成功した。学術専門誌 Nanoscale に炭素布テンプレート上での二酸化錫粒子の成長方法などを記した由。ウェアラブル電子装置など、体にフィットさせたり、折り畳みを可能とする電子デバイスの開発は、世界中の研究者らの注目を一身に集めている。紫外線の吸収で電荷分離し、生成された電子により導電経路が形成される特性の酸化スズを使用したことにより、電源としても有用とのこと。研究チームは、幅広い用途に対応するためにも、より小型の装置開発を進めるとしている。

Royal Society of Chemistry 2013/07/01
Phys.org 2013/07/04
Google Patent Search : Konica Minolta Advanced Layers, Inc., 2013/01/31
Photo : Scanning electron micrograph image of the tin dioxide cloth

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