U.S.Shot Show 2009 vol.1

イベント開催情報
大変お待たせ致しております。2009年度の米国ショットショーPhotoレポートをお伝え致します。

まずは米軍納入GEARとして有名な、日本でも本格派ゲーマーに人気の装備ブランド「EAGLE Industories」のブースをご紹介致します。



Aircrew用のアーマー。カラーはFoliage Greenとなっています。CIRASをベースに改良が重ねられていますが、その改良箇所が多岐に渡っているようです。このアーマーはEAGLEが昨年春先にラインナップしたAircrew Systemのベストの中の1つとなり、CIACS(Combat Integrated Armor Carrier System:サイアクス)と呼ばれるもの。
同社のCIRASとの大きな違いとしては、リリースケーブルを引いてリリースをした場合、CIACSはハードアーマープレートのみがリリースされ、ソフトアーマーとベスト本体は、体に装着されたままになります。

一方のCIACSでは、水中への落下時において、挿入されたプレートの重みで溺死しないようなど、様々に想定される状況下において、ハードアーマープレートのみを入替えなければならないことを考慮し、ベスト本体を脱がずとも、また、簡単にハードアーマープレートのみを交換できるように、ハードアーマープレートのコンパートメントを独立させたようです。

そして、最上部のモーリーが全開に出来るように改良されているように見える点にも注目したいところです。こちらは、写真で見る限り、『最上部のモーリーが全開に出来るように改良されている』に見えますが、実際はベスト本体のMOLLEが今までのCIRAS等と変わらず、通常のMOLLE/PALSが縫製され、それらにはパイル&フックのパイルが縫製されています。
この写真では、通常のMOLLEのウェビングに「Utility Flat Pouch - Large FR」という胸の部分いっぱいを占めるほどの大きなポウチ(アドミンポウチのような物)が装着されているために、MOLLE/PALSウェビングが隠れており、そのように見えているようです。
⇒参考:Utility Flat Pouch - Large FR / Eagle Industories

また、リリースが右横(ペンの横)に装備されるようなった事も大きな改良箇所と言えるでしょう。このリリース用のタブは、CIRASのLANDとほぼ同じ部位に装着でき、使い手の嗜好で左右のどちらにもセットできるようになっています。このタブを引くことによって、ハードアーマープレートのみがリリースできます。
ただ、ハードアーマープレートを完全にリリースするには、ケーブルのリリースをした上で、プレート用のポケットフラップに添加されているウェビングを引かないとポケットのフラップは簡単には開かず、二つの段階を踏んでハードアーマープレートをリリースするように設計されているようです。
また、胸の部分は前述のように、MOLLE/PALSが縫製されていますので、各種のポウチやハンドガンホルスターの装着も可能です。胸の部分には前述のパイルが縫製されている為、アドミンポウチ等のパッチ用パネルを装着しなくとも、パイル&フックのフックが縫製されているパッチであれば直接ベストに貼り付けることが出来ます。



こちらはMSA Paracleteの新型アーマーSOHPC(Special Operations Hard Plate Carrier)を意識した形状といえます。
⇒参考:SOHPC(Special Operations Hard Plate Carrier) MSA Paraclete
MSA ParacleteのSOHPCでは、ソフトアーマー内蔵のプレートキャリア。サイドプレートを装着可能としたモデルで、海兵隊での使用を想定した製品となっています。
今回のEAGLE社でのプレートキャリアでも同様に海兵隊での使用を意識し、カラーはCoyote Brownとなっている他、チェスト部分でのモーリーが多くなっている点などがその使用用途を推測させる主な箇所といえるでしょう。



EAGLE社既成品のPlate Carrier w/Cummerbund MOLLEの新型モデル。先述のプレートキャリアと似た部分もありますが、更にMSA Paraclete SOHPCと似たスタイルになっています。
先程のEAGLE社の新型プレートキャリアと比較すると胸部分およびカマーバンドの形状が異なっています。また、ガンハンドリングでの操作向上を狙ってか、肩の部分と脇の部分が非常にすっきりとなるよう改良されているようです。
⇒参考:Plate Carrier w/Cummerbund MOLLE EAGLE Inc



前開きのファスナーが配備されたこちらのチェストリグ。このスタイル自身はLBT(London Bridge Trading)が先駆者とされていますが、今回EAGLE社ブースで飾られていたチェストリグにもそのフロントオープンスタイルが継承されています。
両脇には固定式のサイドポケットが下がっている他、左右ショルダーにある3つのエラスティックバンドには、ハイドレーションや、無線機からの配線を効率よく通過させる為に配置されたものと思われます。
恐らくこのチェストリグの装着に当たっては、背中側にプレートやディパック、ハイドレーションパックを背負う事が前提としての設計と推測されます。



今回のEAGLE社ブースで最もPRしているのが、Source Vagabond Systems社の協力により開発となったハイドレーションシステム「WATER POINT」。
⇒参考:EAGLE Industories WATER POINT
中身のハイドレーションシステムをSource Vagabond Sysytemsが提供。



向かって右側のパックを見てみると、EAGLE社のみならず、他メーカーを含めてもリップストップ生地を使ったハイドレーションパックは極めて珍しいと言えるでしょう。


アメリカ海兵隊が新規採用となったPPI(Protective Products International)製のMTV(Modular Tactical Vest)を髣髴とさせるアーマー。先述にご紹介となったプレートキャリアのフルアーマーバージョンのようにも見えます。
200連SAWポーチの形状がFASTEXに変更され、そのポーチのサイドにはモーリーが配備されています。


EAGLE既存ベーシックスタイルのチェストリグの改良バージョンのチェストリグ。
⇒参考:Universal Chest Rig (CR-PHUTV) EAGLE Industories







次回はMagpul社ブースを中心にお届けしたいと思います。

ミリMONO

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