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米大学研究 ウェアラブル・ロボットアームで作業効率アップ

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米大学研究 ウェアラブル・ロボットアームで作業効率アップ
5 月 31 日から 6 月 5 日に、香港で開催中の「ロボットとオートメーションに関する国際会議」ICRA 2014 (IEEE International Conference on Robotics and Automation) の席上で、両腕が使えない状態で簡単な作業の手助けをしてくれるウェアラブル・ロボットアーム (SRLs : Supernumerary Robotic Limbs) が紹介。そのデモンストレーション映像が現在公開中となっている。オペレーターの「第二の両腕」となって肩の上から作業をサポートしてくれるこの SRLs は、マサチューセッツ工科大学 (MIT : Massachusetts Institute of Technology)H. Harry Asada 教授らにより、カラーペトリネット (Coloured Petri Nets) と部分最小二乗法による予測 (PLS Predictions: Partial Least Squares Predictions) を用いて研究が進められたもの。お披露目されたのはその最新プロトタイプ。各アームは、取り換えとカスタムが可能で、共に 5 つの自由度を持ち、重量は約 4.5 kg。映像中で紹介されている肩の上からサポートするタイプ以外にも、コンセプトデザインの中には、腰の付近からロボットアームが伸びるタイプも描かれており、オペレーターのおこなう作業によって使い分けることが予想される。

IEEE Spectrum 2014/06/02
d'Arbeloff Laboratory for Information Systems and Technology / Research by Federico Parietti and Harry Asada
2014 IEEE International Conference on Robotics and Automation (ICRA 2014)


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