NEWS

進む軍隊の無人化――2025 年、戦場から人間が消える?

海外軍事
2025 年の戦場は無人機とロボットであふれ、人はそれを遠く離れたところからバーチャル空間の中で操作することになるかもしれない――。そんな考えを米海軍は持っているようだ。Defense News 紙が 2014 年 6 月 27 日付けで報じた。

海軍研究事務所の後援を受け、南カリフォルニア大学とクリエイティヴ・テクノロジーズ研究所 (ICT) によって設立された「ブルー・シャーク」と呼ばれる研究所では、そうした近未来の軍事技術の研究が行われている。拡張現実や 3D 可視化システム、頭部に装着するディスプレイの活用や、身振り手振りで無人機を操縦できる技術――、もちろん現在の技術ではまだ実用化には程遠いものもあるが、様々な可能性を提示し、バーチャル環境への理解を推し進め、技術開発の促進を狙い、日夜研究が続けられている。

例えば現在、すでに無人航空機が世界中の空を飛び、偵察や攻撃といったミッションをこなしている。また米陸軍では地上の輸送車から運転手がいなくなるだろうとの考えを持ち、無人の地雷処理車の開発も進んでいる。米海軍でも無人ヘリコプターの運用準備が進んでおり、機雷を探知する無人船の開発も進められている。

ブルー・シャークではこうした動きの、さらに先の世界を見ており、例えば現在の UAV はジョイスティックを使って操縦されるが、頭部装着型のディスプレイを用いた、より直観的かつ、より UAV と一体化して操縦できる方法を開発している。

ICT から参加している職員は次のように述べている。

「2025 年頃に、どういった技術が開発され、どんなことが可能になるか。そうした問題を深く考えるにあたり、私たちは適任と言えます。18 歳や 19 歳の研究者がどんなものを見つけるのか期待しています」。

「船が艦橋を持つ意味はなくなりつつあります。いずれ、艦橋がネバダにある、なんてことになるかもしれません」。

Defense News 2014/06/27
U.S. Navy photo by John F. Williams/Released
Text : 鳥嶋真也 - 002


同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
3Dプリンター製グレネードランチャー「RAMBO」が出力される様子をとらえた動画
米陸軍CERDECが国防総省装備展示イベントで戦術拡張現実「TAR」を紹介
イラクに提供した数万挺のアサルトライフルを含む1,100億円以上の米軍武器の監視が不十分であることが明らかに
特集:米軍特殊部隊 ― アメリカ海軍特殊部隊NSW編
アメリカ陸軍特殊部隊司令部が「SOPMOD用新アッパーレシーバーグループ」の開発を計画中
ジャンヌダルク多国籍軍事演習に参加した米海兵隊と仏海軍特殊部隊コマンド・マリーンの合同射撃訓練映像
同じカテゴリー(海外軍事)の記事
 3Dプリンター製グレネードランチャー「RAMBO」が出力される様子をとらえた動画 (2017-05-26 13:57)
 米陸軍CERDECが国防総省装備展示イベントで戦術拡張現実「TAR」を紹介 (2017-05-25 16:31)
 イラクに提供した数万挺のアサルトライフルを含む1,100億円以上の米軍武器の監視が不十分であることが明らかに (2017-05-25 11:44)
 特集:米軍特殊部隊 ― アメリカ海軍特殊部隊NSW編 (2017-05-24 17:22)
 アメリカ陸軍特殊部隊司令部が「SOPMOD用新アッパーレシーバーグループ」の開発を計画中 (2017-05-23 14:50)
 ジャンヌダルク多国籍軍事演習に参加した米海兵隊と仏海軍特殊部隊コマンド・マリーンの合同射撃訓練映像 (2017-05-23 13:26)

この記事をブックマーク/共有する

この記事をはてなブックマークに追加

新着情報をメールでチェック!

ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

[入力例] example@militaryblog.jp
登録の解除は →こちら

ひとつ前のニュース ひとつ次のニュース

PageTop