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ステルス爆撃機 B-2 スピリット、初飛行から 25 周年

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ステルス爆撃機 B-2 スピリット、初飛行から 25 周年ステルス爆撃機 B-2 スピリット、初飛行から 25 周年
2014 年 7 月 17 日、ステルス爆撃機の B-2 スピリットが初飛行から 25 周年を迎えたことを記念し、カリフォルニア州パームデールにある米空軍プラント 42 において記念式典が開催された。

B-2 はノースロップ社 (現ノースロップ・グラマン社) によって開発されたステルス爆撃機で、全翼機と呼ばれる、水平尾翼や垂直尾翼がないブーメランのような形をしており、この形状と、機体の表面に塗られたレーダー波を吸収しやすい材料、さらにエンジンの排気口などにも工夫が施されたことで、レーダーにも赤外線にも映りにくい高いステルス性を持つ機体に仕上がっている。

B-2 の 1 号機 (AV-1、スピリット・オブ・アメリカ) は 1989 年 7 月 17 日、パームデールを離陸し、同じカリフォルニア州にあるエドワーズ空軍基地へと歴史的な初飛行を行った。以来 B-2 は合計 21 機が製造され、これまでコソボ紛争やイラク戦争に投入されている。

この日、式典には B-2 スピリット・オブ・アリゾナが参加。集まったノースロップ・グラマン社の社員や米空軍の関係者らが見守る中、ちょうど 25 年前の初飛行を再現するかのように、スピリット・オブ・アリゾナは第 25 滑走路から飛び立った。次の節目となる 30 周年を目指し、これからも B-2 は飛び続ける。

Northrop Grumman 2014/07/17
Text : 鳥嶋真也 - 003


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