NEWS

米海兵隊の特殊部隊 MARSOC、「マリーン・レイダース」に改称

海外軍事
米海兵隊の総司令官ジェームス・F・エイモス (James F. Amos) 海兵隊大将は 8 月 6 日、同隊の特殊部隊である MARSOC (Marine Corps Forces Special Operations Command) を、マリーン・レイダース (Marine Raiders) に改称すると発表した。

MARSOC は 2003 年に創設されたが、これまで愛称のようなものは設定されていなかった。今回の決定により、MARSOC は公式の名称としては残るものの、同隊に属するユニット、例えば第 1 海兵特殊作戦大隊 (1st Marine Special Operations Battalion) は第 1 マリーン・レイダー大隊 (1st Marine Raider Battalion) などと呼ばれることになり、またマリーン・レイダー連隊、マリーン・レイダー支援群といった呼び名に変わるという。

レイダースという名前は、第 2 次世界大戦において活動した急襲部隊の名前に由来する。1942 年から 1944 年にかけて、4 つのマリーン・レイダー大隊 (Marine Raider battalions) と、2 つのレイダー連隊が組織され、太平洋に展開し、水陸両用での襲撃や、ゲリラ作戦を行った。彼らは米国初の特殊作戦部隊であり、大きな功績を残している。

今回の改称により、第 2 次大戦時のレイダースと、MARSOC とが、歴史的に結ばれることとなった。

ただ、『Marine Corps Times』によれば、改称を求める提案は以前からあったものの、他ならぬエイモス大将自身が、旧レイダースと MARSOC とは距離を置くべきであるとする反対派であり、2011 年には提案が退けられていた。しかし、旧レイダースに所属していた退役軍人らからなる協会のロビー活動により、ついに改称が現実のものになったとのことだ。

U.S. Marine Corps Forces Special Operations Command 2014/08/06
Marine Corps Times 2014/08/06
Photo By: Gunnery Sgt. Josh Higgins
Text : 鳥嶋真也 - 003


同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
米海兵隊が高速艇+潜水艇の特徴を併せ持ったハイブリッド艇「ハイパーサブ」の取得に関心か
年間300件超の国内テロ特殊作戦。UAVの活用にスポットを当てたカラシニコフのプロモ映像
アブドゥッラー2世ヨルダン国王が自ら軍の近接戦闘訓練に参加。公式SNSで映像を公開
Thermoteknix Systemsの新型NV・サーマルイメージャーを英軍がテスト
米国の航空保安官が警乗した機内の手洗いに携行武器を置き忘れる失態
米軍SOCOMが6.5mm口径のセミオート狙撃銃の採用を検討か
同じカテゴリー(海外軍事)の記事
 米海兵隊が高速艇+潜水艇の特徴を併せ持ったハイブリッド艇「ハイパーサブ」の取得に関心か (2017-04-27 13:17)
 年間300件超の国内テロ特殊作戦。UAVの活用にスポットを当てたカラシニコフのプロモ映像 (2017-04-26 19:48)
 アブドゥッラー2世ヨルダン国王が自ら軍の近接戦闘訓練に参加。公式SNSで映像を公開 (2017-04-26 13:06)
 Thermoteknix Systemsの新型NV・サーマルイメージャーを英軍がテスト (2017-04-26 12:46)
 米国の航空保安官が警乗した機内の手洗いに携行武器を置き忘れる失態 (2017-04-25 20:15)
 米軍SOCOMが6.5mm口径のセミオート狙撃銃の採用を検討か (2017-04-24 17:08)

この記事をブックマーク/共有する

この記事をはてなブックマークに追加

新着情報をメールでチェック!

ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

[入力例] example@militaryblog.jp
登録の解除は →こちら

ひとつ前のニュース ひとつ次のニュース

PageTop