NEWS

7.62 mm 弾 500 発の弾幕、米陸軍「アイアンマン 弾薬バックパック システム」

海外軍事 Comments(0)
7.62 mm 弾 500 発の弾幕、米陸軍「アイアンマン 弾薬バックパック システム」
ミリブロニュースで以前に取上げた「バックパック給弾式 PKM 機関銃 (http://news.militaryblog.jp/e576895.html)」のアメリカ版とも言える「IRONMAN Backpack (アイアンマン バックパック」の動画が、陸軍第 3 軍運営のインターネットメディア・DVIDS (Defense Video & Imagery Distribution System) 上で公開中。

アメリカ陸軍が研究・開発を進めている「IRONMAN Ammunition Backpack」は、7.62 mm 弾を約 500 発収納可能なバックパックと給弾レールと専用接続アダプターで構成されている。このシステムはまだプロトタイプではあるが、接続アダプターは M240 と Mk48 Mod1 の両タイプに使えるよう互換性を考慮してデザインされている。

こうした研究・開発を進める裏にはやはり、ファイアーパワーの継続時間と給弾時のトラブルなどが懸案となっていることが窺える。動画にはニーリングポジションで Mk48 Mod1 を射撃する様子が映し出されているが、さすがに重そうである。現在開発が進められているパワード・スーツと併用して運用すれば理想的であろう。

DVIDS では、上記で紹介した映像の他に収録時間の長短におけるバージョン違いが数本掲載されているので、興味のある方はそちらも参考に見て欲しい。
Video: Freedom File: Rapid Equipping Force: From Ideas to Solutions / American Forces Network Afghanistan 2014/07/14
Rapid Equipping Force: From Ideas to Solutions (B-Roll 1 of 2) / American Forces Network Afghanistan 2014/07/14
Rapid Equipping Force: From Ideas to Solutions (Long Version) / American Forces Network Afghanistan 2014/07/14
Rapid Equipping Force: From Ideas to Solutions (Short Version) / American Forces Network Afghanistan 2014/07/14

こちらも参考動画。フォース・リーコンの戦闘時の映像にバックパックと給弾レールが一瞬映し出される (8:51 辺り) が、銃とは直接接続されていないようだ。これが IRONMAN Backpack の実戦テストであったかは不明である。

DVIDS 2014/07/14
Text : I.Yugeshima - 004


同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは?
【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ?
ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは
アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か
ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始
ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム
同じカテゴリー(海外軍事)の記事
 DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは? (2022-06-07 14:29)
 【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ? (2022-05-05 19:21)
 ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは (2022-04-08 16:46)
 アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か (2022-03-26 13:10)
 ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始 (2021-08-08 11:54)
 ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム (2021-08-06 16:57)
この記事へのコメント
コメントを投稿する

この記事をブックマーク/共有する

この記事をはてなブックマークに追加

新着情報をメールでチェック!

ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

[入力例] example@militaryblog.jp
登録の解除は →こちら

PageTop