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ロシア連邦軍参謀本部情報総局の特殊部隊、ウクライナで暗躍か

海外軍事
ロシア連邦軍参謀本部情報総局 (GRU) の特殊部隊 (スペツナズ) の隊員が、画像共有サービス Instagram で、自身と同僚がウクライナ軍との戦いに参加したことを示す投稿をしたという。米国のニュース・サイト『Business Insider』が 8 月 28 日報じた。

この投稿は 7 月 21 日に行われたもので、ロシア語で「我々はすでに入った。バンデーラなんてくそ食らえ」というコメントと共に、この隊員がロシアとウクライナの国境検問所を通過する際の写真がアップされている。バンデーラとは、ウクライナ民族解放運動の指導者だったステパーン・バンデーラのことで、ウクライナの一部勢力から英雄視されている人物だ。

そして彼のフォロワーのひとりが「休日の旅行? それとも仕事 ?」と尋ねたところ、彼は「もちろん仕事 !」と、銃の絵文字と共に返信した。他にも、位置情報に「DNR」 (ドネツク人民共和国) と付けた投稿や、身分証の写真などもアップしている。

また、ナイフとマカロフを持つ、自身と同僚を写した写真も投稿した際には、いくつかのハッシュタグと共にこうコメントした。「#polite people #spetsnaz #GRU #16OBrSpN #370ooSpN ……今行くぞ」。

こうしたことから推測されるのは、彼がロシア軍として、また作戦の一環としてウクライナに入ったということだ。また、ハッシュタグの #16OBrSpN は西部軍管区に属する GRU の特殊部隊の第 16 スペツナズ隊 (16 OBr SpN) を表し、#370ooSpN はその隷下にある第 370 分遣隊 (370 OO SpN) を示していると思われる。

現在のウクライナ情勢をめぐるロシアとウクライナの対立において、ロシアは公式には「ロシア軍はどの時点でもウクライナ国境を越えていない」と述べている。だが、この一連の投稿は、GRU スペツナズがウクライナで活動していることを示唆すると共に、ロシア政府がウクライナで暗躍し、多くの隠密作戦やおよび違法行為を働いていることを意味しているかもしれない。

Business Insider (Military & Defense) 2014/08/28
Image: goreliy370 at Instagram
Text : 鳥嶋真也 - FM201409

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