ポーランドの銃火器メーカー Fabryka Broni Lucznik - Radom は 9 月 8 日、同社が開発中の新型アサルト・ライフル MSBS のプロモーション動画を公開した。

MSBS はポーランド純国産のアサルト・ライフルで、銃の上部 (レシーバー) を共通とする、折りたたみ式ストックを持つ標準型と、ブルパップ型のふたつがバージョンが開発中だ。また、モジュール構造を採用しており、アサルト・カービンからスナイパー・ライフル、ライトマシンガンへ変形させることが可能となっている。弾は 5.56 x 45 mm NATO 弾を採用している。なお、MSBS とは
Modular Small Arms System の略だ。

現在ポーランド軍は kb wz.96 ライフルを使用しているが、旧式化しつつあることから、2007 年から MSBS の開発が始まった。現在は試験中で、今年末までに正式に採用される予定とのことだ。

Fabryka Broni 2014/09/08
Text : 鳥嶋真也 - FM201409