オーストラリアのランド 400 プロジェクト受注に向け、産業界がチームを結成
防衛専門誌『Defense News』は 10 月 12 日、オーストラリアが進めている次世代装甲車両の開発計画ランド 400 プロジェクト (Land 400 project) の受注に向けて、産業界でチームを組む動きがあることを報じた。
ランド 400 は、現在オーストラリアが運用している装輪装甲車 ASLAV、装甲兵員輸送車 M113AS4、そして装輪装甲車ブッシュマスターを代替する計画で、合計の導入数は数百両にもなるといわれている。その最初の契約額は 100 億豪ドルにもなるとのことだ。
この開発に向け、産業界では英国の BAE システムズ社とフィンランドの Patria 社が組み、Patria 社製のアーマード・モジュラー・ビークル (AMV、Armored Modular Vehicle) を提案するとしている。
また、米ボーイング社のグループのひとつ、ボーイング・ディフェンス・オーストラリア社と、イタリアのイヴェコ・オート・メラーラ社もチームを組み、イタリア陸軍でも採用されているチェンタウロ (Centauro) を提案するとのことだ。
ただし、現在の ASLAV を製造したジェネラル・ダイナミクス・ランド・システムズ・オーストラリア社や、装甲歩兵戦闘車プーマや各種大砲を製造しているドイツのラインメタル社などは、参加する資格や意欲はあると考えられているものの、まだその態度を明らかにしていないという。
Defense News 2014/10/12
Photo: Patria AMV(XP) - Armoured Wheeled Vehicle
Text : 鳥嶋真也 - FM201410
ランド 400 は、現在オーストラリアが運用している装輪装甲車 ASLAV、装甲兵員輸送車 M113AS4、そして装輪装甲車ブッシュマスターを代替する計画で、合計の導入数は数百両にもなるといわれている。その最初の契約額は 100 億豪ドルにもなるとのことだ。
この開発に向け、産業界では英国の BAE システムズ社とフィンランドの Patria 社が組み、Patria 社製のアーマード・モジュラー・ビークル (AMV、Armored Modular Vehicle) を提案するとしている。
また、米ボーイング社のグループのひとつ、ボーイング・ディフェンス・オーストラリア社と、イタリアのイヴェコ・オート・メラーラ社もチームを組み、イタリア陸軍でも採用されているチェンタウロ (Centauro) を提案するとのことだ。
ただし、現在の ASLAV を製造したジェネラル・ダイナミクス・ランド・システムズ・オーストラリア社や、装甲歩兵戦闘車プーマや各種大砲を製造しているドイツのラインメタル社などは、参加する資格や意欲はあると考えられているものの、まだその態度を明らかにしていないという。
Defense News 2014/10/12
Photo: Patria AMV(XP) - Armoured Wheeled Vehicle
Text : 鳥嶋真也 - FM201410
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