NEWS

イタリア、陸軍特殊部隊司令部「COMFOSE」を発足

海外軍事
冷戦の崩壊以降、グローバルに加速する非対称戦に備え、NATO 加盟の欧州各国で新たな戦略・戦術体制の必要が迫られてきた中、数年前から積極的なテロ対策活動を講じてきたイタリア共和国では、陸軍特殊部隊司令部を創設。特殊部隊の訓練を最適化し、隷下の連隊間における相互運用性の効率化を図ることになった。

英国の軍事週刊誌、ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー (IHS Jane's Defence Weekly) によると、イタリア陸軍特殊部隊司令部「COMFOSE (Comando Forze Speciali dell'Esercito) 」が 9 月 19 日、陸軍パラシュート訓練センターのホームとして知られる、トスカーナ州ピサの Gamerra 兵舎で新たに始動。イタリア国防省によれば、新たな司令部は 2013 年 9 月 1 日に任命された Nicola Zanelli 准将を司令官とし、18 ヶ月間に渡って組織の開発が図られていたとのこと。

COMFOSE は実動作戦を展開する指揮権を持っておらず、その使命は 2015 年度末に編入予定を含めた隷下 5 つの部隊における訓練の実施とその検証を図ることにあり、緊縮財政下で予算が切り詰められる中、リソースの不要な分散を避けたい考えを具現化したものとなっている。

また COMFOSE では今後、米軍特殊部隊をはじめ、フランス陸軍の特殊作戦旅団 (BFST, Brigade des forces spéciales terre)、ドイツ陸軍特殊部隊 KSK (Kommandos Spezialkräfte) など、他国の特殊部隊との連携・協調関係が進められていく予定にあるとのこと。

IHS Jane's Defence Weekly 2014/09/21
About Comando delle Forze Speciali dell'Esercito / Ministero della Difesa
Photo: Comando delle Forze Speciali dell'Esercito (COMFOSE) / Ministero della Difesa

ミリMONO

    loading
    ミリMONOをもっと見る


    同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
    米陸軍の「ゴールデン・ハープ」は救命のカギを握る重症外傷発生の1時間を最大化する
    「ライフルグレネード」を愛用するフランス軍。その理由とは?
    作戦遂行能力の向上を図る、フランス軍の「戦闘員2020プロジェクト」
    ピカティニーレールでモダナイズされた中国人民解放軍制式小銃「QBZ-95-1」が目撃される
    ウクライナ生まれのAR-10クローン「Zbroyar Z-10」
    フランス軍特殊作戦司令部(COS)プロモーション動画
    同じカテゴリー(海外軍事)の記事
     米陸軍の「ゴールデン・ハープ」は救命のカギを握る重症外傷発生の1時間を最大化する (2017-08-18 12:01)
     「ライフルグレネード」を愛用するフランス軍。その理由とは? (2017-08-18 11:42)
     作戦遂行能力の向上を図る、フランス軍の「戦闘員2020プロジェクト」 (2017-08-17 07:11)
     ピカティニーレールでモダナイズされた中国人民解放軍制式小銃「QBZ-95-1」が目撃される (2017-08-17 06:53)
     ウクライナ生まれのAR-10クローン「Zbroyar Z-10」 (2017-08-17 06:38)
     フランス軍特殊作戦司令部(COS)プロモーション動画 (2017-08-17 06:24)

    この記事をブックマーク/共有する

    この記事をはてなブックマークに追加

    新着情報をメールでチェック!

    ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

    [入力例] example@militaryblog.jp
    登録の解除は →こちら

    ひとつ前のニュース ひとつ次のニュース

    PageTop