NEWS

IEEE Spectrum、BAE システムズ社の戦車用レールガン開発をまとめた論考を掲載

海外軍事 Comments(0)
IEEE Spectrum、BAE システムズ社の戦車用レールガン開発をまとめた論考を掲載
IEEE Spectrum は 11 月 24 日、英国の BAE システムズ社が、将来を見越した戦車用レールガンの開発についてまとめた記事を公開した。

BAE システムズ社は現在、米海軍向けにレールガンを開発しており、2016 年に試作機を高速輸送船に搭載して試験が行われる予定で、いずれはズムウェルト級に搭載される計画だ。

そして同時に、陸上兵器向けとして、パワーをアップさせ、かつサイズを小さくしたレールガンを開発することに意欲を示しており、米陸軍が計画している次世代の戦闘車両 (Future Fighting Vehicle) への採用を見込んでいるという。

レールガンは原理上、火薬の爆発する箇所や部品がなく、構造やメンテナンスなどが比較的簡単で、また発射速度を飛躍的に向上させることもできる。しかしその反面、大電力を必要とするため、艦船はともかく、戦車などに搭載するのは難しく、またレールガン自体も、何十、何百という回数の発射への耐久性があるかは証明されていないなど、欠点や未知数な点も多い。

IEEE Spectrum 2014/11/24
BAE Systems
Text: 鳥嶋真也 - FM201412


同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは?
【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ?
ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは
アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か
ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始
ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム
同じカテゴリー(海外軍事)の記事
 DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは? (2022-06-07 14:29)
 【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ? (2022-05-05 19:21)
 ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは (2022-04-08 16:46)
 アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か (2022-03-26 13:10)
 ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始 (2021-08-08 11:54)
 ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム (2021-08-06 16:57)
この記事へのコメント
コメントを投稿する

この記事をブックマーク/共有する

この記事をはてなブックマークに追加

新着情報をメールでチェック!

ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

[入力例] example@militaryblog.jp
登録の解除は →こちら

PageTop