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ドンバスには3万2000人以上のロシア連邦軍兵士と傭兵が存在する。

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ドンバスには3万2000人以上のロシア連邦軍兵士と傭兵が存在する。
インターファクス通信・ウクライナは、ウクライナ軍参謀本部からの情報として、3万以上のロシア連邦軍兵士と傭兵が親露派が占拠している東部ウクライナに存在すると報じた。

ウクライナ軍参謀本部によれば3万2,400人が親露派との戦闘員であり、この内6,000~10,000人が現役のロシア連邦軍兵士であり、残りが金で雇われた傭兵であると分析している。
なお親露派やロシア政府も傭兵ではなく、義勇兵という立場を崩していない。

彼ら傭兵の国籍はチェチェン人が主体であり、チェチェン共和国首長のラムザン・カディロフの個人の私兵集団「カディロフツィ」のメンバーであると推測されている。ロシア政府やラムザン・カディロフは否定しているが、西側報道機関がチェチェン人兵士の確認を行っていたり、当の親露派もチェチェン人の存在を認めている。また戦死した親露派との戦闘員からチェチェン人であるロシアのパスポートが確認されている、状況証拠からチェチェン人は義勇兵という形で続々と東部ウクライナに進出していることは容易に想像出来る。その次にはロシアのコサックが関与していると言われている。コサックは帝政ロシア時代からルーツがある軍事組織であり、近年では愛国主義勢力として積極的に活動している。こうしたコサックも義勇兵として親露派としてウクライナ政府と戦っている。

ウクライナ軍参謀本部によれば、チェチェン・コサックの他にもセルビア・イスラエル・スペイン・イタリア・フランス・ブラジルの傭兵が確認され、捕縛した外国籍傭兵もいるという。

Interfax 2014/12/04
Image is for illustration purposes only.
Text: WT83 - FM201412


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