Business Insider は 12 月 10 日、酒造メーカーのジャック・ダニエルが生産するシングル・バレル・ウィスキーを世界で一番多く購入しているのは米軍である、と報じた。

これはジャック・ダニエルのジェフ・アーネット氏が発表したもので、シングル・バレル・ウィスキーは 1997 年から販売が開始されたが、それ以来、つねに米軍が最大の買い手であり、米軍基地内の売店やクラブなどで消費されているという。

また、蒸溜所の見学ツアーでは「シングル・バレル・ウィスキーは、SEAL Team 6 がウサーマ・ビン・ラーディンを殺害した後にも購入された」という説明が、ガイドによってなされているという。

ジャック・ダニエルの説明によれば、シングル・バレルは、蒸溜所の最高責任者であるジェフ・アーネット氏が、1 樽 1 樽丁寧に最高の熟成を遂げた樽を選び抜いた逸品で、バレルハウスの最上段に並べられた 100 個の樽の中から、熟成した 1 樽だけを選び、ボトル詰めしているという。

シングル・バレルは独特の深い色と味わいが特徴で、焼かれたオーク、バニラ、そしてカラメルの風味が溢れるという。また樽ごとに違った味わいが楽しめるとのこと。

Business Insider 2014/12/10
Photo: A bottle of Jack Daniel's Single Barrel
Text: 鳥嶋真也 - FM201412