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米海兵隊、数年内に M16A4・M4 小銃のアップグレードを計画か

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米海兵隊、数年内に M16A4・M4 小銃のアップグレードを計画か
米海兵隊情報サイト「 Marine Times 」に掲載されたレポートによると、海兵隊クワンティコ基地に所属するティム・パーカー大佐の談話として、米海兵隊で使用されている M16A4 と M4 及びハンドガンの弾頭/ホルスターのアップグレードを目的とした市場調査や研究を行い、今年10月に行われる Combat Marksmanship Symposium ( CMS )を期に、上層部に対して改善案を盛り込んだ要望書を提出する方針であると報じている。
アップグレード関する具体的な計画は未定ではあるが、改善点の概略は既に示されており数年以内の実現に向け意欲をみせている。これは、近年導入されたM27と比較して明らかになった M16A4 と M4 の問題点が事の始まりのようで、一般市場には安価で良質なカスタムパーツ類が揃っており、アップグレードを行っても予算的に厳しくないという計算が含まれている。
<改善点の概略>
●フラッシュハイダー / 現用品よりリコイルが制御できるフラッシュハイダーの導入
●バレル / レールシステムと分離したフリー・フローティング・バレルへの移行
●オプティクス / M27の Trijicon ACOG SDO( Squad Day Optic )に準ずるオプティックスの導入(RCO Reticle から SDO Reticle への移行)
●トリガー / 精度が高い新しいトリガー・グループの開発
●チャージングハンドルとボルトキャッチ / 全海兵隊員の10%をしめるサウスポーへの対応
●5.56mmカートリッジ / Mk.318 SOST 弾薬への移行
◆ピストル用カートリッジ / ホローポイント弾の導入
◆ホルスター / 汎用性を考慮したホルスターの研究
Marine Times 2015/02/16
Text: 弓削島一樹 - FM201503

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