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米空軍で最も古い C-130、HC-130P コンバット・キング(愛称「アイアン・ホース」)が引退

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米空軍で最も古い C-130、HC-130P コンバット・キング(愛称「アイアン・ホース」)が引退
米空軍は 3 月 4 日、米空軍で運用されている中で最も古い C-130 ハーキュリーズである、HC-130P コンバット・キング (62-1863)、愛称「アイアン・ホース」(Iron Horse) が、3 月 3 日に退役したと発表した。

アイアン・ホースは同日中に、最後の飛行としてジョージア州ムーディー空軍基地を飛び立ち、アリゾナ州デビスモンサンの「飛行機の墓場」(boneyard) に着陸した。
アイアン・ホースはヴェトナム戦争中にまず輸送機型の C-130E として運用に就き、1994 年に空中指揮統制センター型の EC-130C へと改造され、そして 2003 年には救難ヘリコプターに空中給油を提供できる能力を持った HC-130P へと改造されたという経緯を持つ。運用期間は 52 年にもなり、総飛行時間は 27,533 時間にもおよび、この数字は米空軍の C-130 シリーズ機の中で2番目に長いという。

現在米空軍では、より新型の HC-130J コンバットキング II の配備が進んでおり、P 型は徐々に姿を消しつつある状況にある。

23rd Wing Public Affairs 2015/03/04
U.S. Air Force photo/Airman 1st Class Dillian Bamman
Text: 鳥嶋真也 - FM201503

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