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トルコ空軍の RF-4E が退役 ― 墜落事故の連続を受けて = Hürriyet Daily News

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トルコの Hürriyet Daily News は 3 月 11 日、トルコ空軍が 3 月 12 日をもって、RF-4E ファントムを退役させることを発表したと報じた。トルコ空軍のF-4 は、この 2 週間で 3 機が墜落し、計 6 人の兵士が亡くなっており、それを受けての決定だとされる。
トルコ空軍は今年 2 月 24 日に、2 機の RF-4E が訓練飛行中に墜落し、4 人が亡くなる事故を起こしている。また 3 月 5 日にも F-4E 2020 が墜落し、2 人が亡くなっている。この F-4E 2020は、名前が示しているように、2020 年まで運用し続けられるよう機体を改修して延命させたヴァージョンである。

現在トルコ空軍は 8 機の RF-4E を運用しているが、この事故を受けて、3 月 12 日をもって全機を退役させるという。RF-4E の後任には、F-16 ファイティング・ファルコンが就くという。

一方の F-4E 2020 は、引き続き 2020 年まで運用する計画のままだという。トルコの İsmet Yİlmaz 国防大臣は、3 月 5 日の事故について、まだ調査中ではあるものの、パイロットのミスによって起きた可能性が高いと述べたとされる。

Hürriyet Daily News 2015/03/11
Text: 鳥嶋真也 - FM201503

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