Photo: LaWS / NAVSEA
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The Telegraph 紙や Army Recognition などは 3 月 12 日、英国国防省がレーザー兵器の試作機を開発し、英国軍による試験を行うようだと報じた。

このレーザー兵器は、あらゆる天候下でも動く目標を追尾し続け、迎撃できる能力を目指すという。予算は約1 億ポンド (約 180 億円)。現在は開発を担当する会社を探している段階で、2015 年末から開発が始まる予定だという。

レーザー兵器は、すでに米国において無人航空機や船を迎撃する試験が行われており、先日もロッキード・マーティン社がトラックのボンネットを貫通させ、エンジンを止めるという試験を行ったことを発表している。今回の一件により、英国もレーザー兵器の開発競争に参加することとなる。

英国国防省では「レーザー兵器システムは、現在英国の軍隊が直面している脅威へのより適切な対処を提供することのみならず、運用コストにおいても多大な利点を提供する機会となる」と述べているという。

Telegraph 2015/03/11
Army Recognition 2015/03/12
Text: 鳥嶋真也 - FM201503