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米海軍のNSWC PC、新しい潜水服の試作型を開発

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米海軍は 3 月 20 日、NSWC PC (Naval Surface Warfare Center Panama City) が新しい潜水服の試作型を開発したと発表した。
この新しい潜水服は、より迅速な展開と、安全性の向上、ヘリウムなどの貴重な天然資源の使用を最小限に抑えたものだという。
現在、米海軍モバイル・ダイヴィング&サルヴェージ・ユニットは、酸素とヘリウムを消費している。この新しい潜水服では、現在使われているヘルメットなどを見直すことで、ヘリウムの消費を抑えたという。またこの試作型を用いた試験で、実際に消費の大幅な縮小が示されたとされている。さらに、ヘリウムの消費量が減ったことで、システム全体の輸送や消耗品にかかるコストや、支援に使う船のサイズなどを小さくすることもできるという。

この新しい潜水服はIRD (Initial Response Diving) プロジェクトのひとつとして開発が進められている。IRD は、世界中のどこの海の水深 600 ft (約183m) でも、ダイバーが 36 時間以内に到達し、海難事故などの対処に当たることを目指す計画である。

Naval Surface Warfare Center Panama City Public Affairs 2015/03/20
Text: 鳥嶋真也 - FM201504

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