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米陸軍は金欠のため、航空機に関して当面必要なものが中心となる = Flightglobal

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Flightglobal は 3 月 31 日、米陸軍は金欠のため、航空機に関して当面必要なものが中心となるだろうと報じた。
現在、米陸軍では、UH-60 や AH-64、CH-47 といった、既存の戦闘ヘリコプター群団を近代化するための計画を持っている。米陸軍の調達、技術、ロジスティクス担当の Heidi Shyu 氏によれば、この 3 機はエンジン・パワーが不足しており、すべての環境において飛び、戦闘することができるわけではない」という。
そこでエンジンのパワーを上げるために、エンジンの改良 (ITEP, Improved Turbine Engine Program) が計画されており、GE 社と ATEC 社、そしてプラット & ホイットニーとハネウェル社のジョイント・ヴェンチャーが開発契約を取るため競争している。
また 2030 年代の導入を目指して、FVL と呼ばれる垂直離着陸機の開発も進めており、ロッキード・マーティン社はティルト・ローター機の V-280、シコルスキー社とボーイング社は推進式プロペラを持つ SB-1 を開発している。

しかし Heidi Shyu 氏は同誌に対して、「私たちは新しい能力を望んでいるけれが、それを持つ余裕がない」が述べたという。また両方のプロジェクトを、議会が廃止しないかどうか、明確ではないともされている。

Flightglobal 2015/03/31
Text: 鳥嶋真也 - FM201504

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