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米海兵隊、兵士の歩行による運動エネルギーを利用した発電システムを試験

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米海兵隊、兵士の歩行による運動エネルギーを利用した発電システムを試験

Wondering what’s ahead? In the Marine Corps, it’s new innovations like the PowerWalk. In testing right now, this wearable technology generates and stores battery power with each step, helping Marines to make the most of every mile. The energy generated and stored from walking can be used to power night vision goggles, laser pointers, flashlights, GPS and other portable devices, allowing Marines to conduct much longer missions with a virtually endless supply of rechargeable battery power.

Posted by United States Marine Corps on 2015年4月15日
アメリカ海兵隊の Facebook に、現在テスト中の革新的な強化外骨格 ( Exoskeleton )の動画が掲載された。

” PowerWalk ”と例えられたこの強化外骨格は、自家発電システムを各セクションに内蔵しており、歩行することで発電し、その電気を充電式バッテリーに蓄えることが可能となっている。つまり、可動時にバッテリーを消耗しながらも電気を作り出せるシステムであり、永久機関ともいえる革新的な技術となる。

また、蓄えられた電気は、暗視装置、レーザーポインター、懐中電灯、GPSなどといった携帯機器に転用が可能とのこと。
パワードスーツとも呼ばれる強化外骨格は、軍事目的も含め世界各国の専門機関が早期実用化に向けて研究を続けているが、バッテリーの消耗を心配することなくパワーアシスト機能が使えるこのシステムは、各国の開発陣にとって大きな刺激となるだろう。

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Text: 弓削島一樹 - FM201504

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