NEWS

韓国、世界最速の UAV を開発 2023 年ごろの完成目指す = ARIRANG NEWS

海外軍事 Comments(0)
韓国、世界最速の UAV を開発 2023 年ごろの完成目指す = ARIRANG NEWS
大韓民国の ARIRANG NEWS は 4 月 19 日、韓国航空宇宙研究院 (KARI) が世界最速の無人航空機 (UAV)、「TR-60」の開発に成功したと報じた。現在はまだ試作機だが、2023 年ごろの完成を目指すという。

TR-60 はティルトローター機型の UAV で、ヘリコプターのように離着陸し、飛行機のように飛行することができる。最高時速は 500 km にも達し、これは世界で最も速い UAV だという。開発コストは 9000 万米ドル (現在の為替レートで約 107 億円) で、2023 年にも完成させ、翌年から生産に入りたいとしている。

需要としては監視や捜索、救助、偵察、輸送、通信の中継などが考えられているとされる。
韓国は現在、無人機の技術では世界で第 7 位の能力を持っているが、2023 年ごろには第 5 位に、そして 2027 年ごろには 3 位から 4 位に付きたいとしている。

公開された映像では、TR-60 が実際に垂直に離陸し、その後ローターの向きを変え、飛行機のように大空を飛行する様子が収められている。また、グライダーのような別の UAV や、マルチコプターなども紹介されている。

米調査会社ティール・グループの航空宇宙市場分析家によると、昨年のドローン市場は約53億ドル (現在の為替レートで約 6319 億円) であったとされ、さらに今後 10 年の間に、その市場は 2 倍以上に大きく膨れ上がると予想されているという。また韓国内のドローン市場も年 20 % ほどで成長し続けているとされる。

ARIRANG NEWS 2015/04/19
Text: 鳥嶋真也 - FM201504

同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは?
【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ?
ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは
アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か
ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始
ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム
同じカテゴリー(海外軍事)の記事
 DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは? (2022-06-07 14:29)
 【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ? (2022-05-05 19:21)
 ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは (2022-04-08 16:46)
 アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か (2022-03-26 13:10)
 ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始 (2021-08-08 11:54)
 ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム (2021-08-06 16:57)
この記事へのコメント
コメントを投稿する

この記事をブックマーク/共有する

この記事をはてなブックマークに追加

新着情報をメールでチェック!

ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

[入力例] example@militaryblog.jp
登録の解除は →こちら

PageTop