ボーイングのポータブルレーザー兵器が飛行中のドローンを撃墜
ボーイング社は、飛行するドローンに穴を開けるほどの威力のある小型レーザー兵器のビデオ映像を公開した。
開発担当者のアイザック・ニール研究員は、「多くの方が実験室で静止状態の物体にレーザーをあてて物体に穴が開くのを想像したと思いますが、実際は数百メートル離れた場所を飛行するドローンに向けてレーザーを照射し、機体に穴を開けています」「レーザーを起動して、レーザーが物体にあたってからわずか15秒で機体に穴が開きます」とビデオを解説。
このボーイング社が開発した小型レーザーの出力は2キロワットであり、水冷式冷却装置、電源部、レーザー放出部、エネルギー送信装置の4つの部分に分かれている。その大きさから、過酷な戦場でも一人の兵士でも操作することができる。
開発担当者のアイザック・ニール研究員は、「多くの方が実験室で静止状態の物体にレーザーをあてて物体に穴が開くのを想像したと思いますが、実際は数百メートル離れた場所を飛行するドローンに向けてレーザーを照射し、機体に穴を開けています」「レーザーを起動して、レーザーが物体にあたってからわずか15秒で機体に穴が開きます」とビデオを解説。
このボーイング社が開発した小型レーザーの出力は2キロワットであり、水冷式冷却装置、電源部、レーザー放出部、エネルギー送信装置の4つの部分に分かれている。その大きさから、過酷な戦場でも一人の兵士でも操作することができる。
国防総省は、レーザー兵器に長年関心を持っており、実際に、空中照射レーザ(Airborne Laser)として知られる従来の研究を行っていた。その結果、メガワットクラスの酸素沃素化学レーザ(chemical oxygen iodine laser)が開発され、ボーイング747から400の輸送機に対して実験が行われていが、実現の可能性が少ないことと予算不足により2009年に中止されている。
ボーイング社の開発成功を受けてかどうかは不明だが、DLWS(Demonstrator Laser Weapon System)と呼ばれる計画により研究開発が再開され、この夏、ジェネラル・アトミクス社が開発した150キロワットクラスのレーザー兵器を、ニューメキシコ州のミサイル発射場で、ロケット、迫撃砲、車両、地対空ミサイルなどを対象に実験を開始したようである。
Boeing 2015/08/27
Defense Tech 2015/09/01
Text: 友清仁 - FM201509
ボーイング社の開発成功を受けてかどうかは不明だが、DLWS(Demonstrator Laser Weapon System)と呼ばれる計画により研究開発が再開され、この夏、ジェネラル・アトミクス社が開発した150キロワットクラスのレーザー兵器を、ニューメキシコ州のミサイル発射場で、ロケット、迫撃砲、車両、地対空ミサイルなどを対象に実験を開始したようである。
Boeing 2015/08/27
Defense Tech 2015/09/01
Text: 友清仁 - FM201509
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