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ニュージーランド国防軍が現行の SIG P226 から「Glock 17 Gen.IV」へリプレイス

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小銃・弾薬関連の提供企業 NIOA は、ニュージーランド国防軍向けに Glock 17 ピストルの調達契約を獲得したことを明らかにした。

1992 年から使用された、現行の Sig Sauer 製 P226 ピストルからのリプレイスを図るもので、契約額は 180 万ニュージーランドドル (=約 1 億 4,500 万円) 。今回のリプレイス事案は「2020 年戦略」の一部とし、2016 年後半にも陸・海・空軍に跨って導入される予定。

新調される Glock ピストルは新型の Gen IV で、数量は 1,900 挺となっている。また、契約の中には、ピストル本体の他に、アクセサリー類やスペアパーツ、終身サポートが含まれている。

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Glock 17 "Gen4" は、9x19mmパラベラム弾を使用する、世界のプロフェッショナル達の間で最も広く利用されているピストルの 1 つである Glock 17 の最新バージョン。射手の好みに応じて取り換えが可能な「マルチプル・バックストラップ システム」に特徴を持つ他、改良されたマガジンリリース キャッチ、ザラ付いた質感の表面、リコイル軽減が施されたシステム、ライフサイクルの向上などの改良点を持っている。

調達契約を獲得した NIOA 社は、1973 年創業の企業で、「オーストラレーシア (Australasia, = オーストラリア、ニュージランド、近くの南太平洋の島々の全体を指す) 」最大の小銃・弾薬関連のサプライヤーとして知られる。オーストラリア、ニュージーランドの軍・法執行機関マーケットに向けて、これまでに 65,000 挺以上の Glock ピストルの供給とサポートを手掛けている。

New Zealand Defence Force 2015/11/25
NIOA 2015/11/27

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