防刃性能を持つ「世界初」のコンバットシャツ「UBAC (Under Body Armour Combat) 」
英国に本拠を持つ PPSS Group が、防刃性能を持った「世界初」を謳うコンバットシャツ「UBAC (Under Body Armour Combat) 」を発表した。
これら動脈の損傷・切断は、言わずも大量失血を招き、僅かの時間の内で死に至らしめてしまう。
こうした背景を基に開発された UBAC シャツは、ファブリックに高い防刃性能を示す「Cut-Tex® PRO」を使用しており、着用者の快適性を保つことができる。
一般的なケブラー (Kevlar) 製ファブリックは、鋭利物に対する切創抵抗性試験方法を定めた防護服の国際規格「ISO 13997:1999」で、レベル 2 (稀にレベル 3) を提供している。一方の Cut-Tex PRO ファブリックでは、単体ファブリックとして最高の防刃性を示すレベル 5 とし、ケブラー製品の 5 倍以上の防刃性能を持つとされる。
軍・法執行機関をはじめ、ハイリスクの任務に就く各種のオペレーターにおいては、従来からボディーアーマーの着用は浸透していた。しかし、一方でボディーアーマーでは、胴体のバイタル部分を防護するのみとなり、橈骨 (とうこつ) 動脈、上腕動脈、頸動脈、腋窩 (えきか) 動脈といった、上半身における主要動脈の通う個所を、「カット」の危険から護ることが出来ないでいた。
これら動脈の損傷・切断は、言わずも大量失血を招き、僅かの時間の内で死に至らしめてしまう。
こうした背景を基に開発された UBAC シャツは、ファブリックに高い防刃性能を示す「Cut-Tex® PRO」を使用しており、着用者の快適性を保つことができる。
一般的なケブラー (Kevlar) 製ファブリックは、鋭利物に対する切創抵抗性試験方法を定めた防護服の国際規格「ISO 13997:1999」で、レベル 2 (稀にレベル 3) を提供している。一方の Cut-Tex PRO ファブリックでは、単体ファブリックとして最高の防刃性を示すレベル 5 とし、ケブラー製品の 5 倍以上の防刃性能を持つとされる。
また、UBAC シャツの腕部にはメモ帳やペンを収容する為の 2 ヶ所のポケットと、部隊章や階級章などを貼付する為のベルクロが取り付けられている。
洗濯機にも対応しており、ラテックスフリーで皮膚にも優しいと云う。そして、袖部分が捲り上がってしまい、不用意に手首が露出しないよう「サムループ (親指に引っ掛けるヒモ) 」が付いているのも特徴となっている。
PPSS Group 2015/11/25
About Cut-Tex® PRO
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