陸上自衛隊、「輸送防護車 MRAP (エムラップ) 」を初公開

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陸上自衛隊、「輸送防護車 MRAP (エムラップ) 」を初公開2013 年 1 月に起きたアルジェリア人質事件を教訓に、陸上自衛隊に導入された「輸送防護車 MRAP (エムラップ) 」が 17 日、相馬原演習場でおこなわれた陸上自衛隊の訓練で報道陣に初公開された。

初報した時事通信によると、統合幕僚監部は「エムラップは、全長 7.18 メートル、幅 2.48 メートル、高さ 2.65 メートルで、最高速度は時速 100 キロメートルとし、最大 8 人の輸送が可能」と説明している。なお、時事通信では、訓練で公開された車両の写真 1 点が掲載されている。

Jiji.com 2015/12/17

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今年 8 月に防衛省が発表した「平成 28 年度概算要求の概要」によると、輸送防護車に関する記述は以下の通りとなっている。


グローバルな安全保障課題への適切な対応
海外での活動能力の強化

○ 在外邦人等輸送訓練の実施
近年の中東、アフリカ情勢等を踏まえ、在外邦人等輸送任務
に係る統合運用能力を向上するための統合訓練を実施

○ 輸送防護車の取得(4両:9億円)
即席爆発装置(IED)の脅威等から輸送する邦人や在外
邦人等輸送任務に従事する隊員の安全を確保するため、防護
性能に優れる輸送防護車を取得

○ 多国間訓練への参加
国際平和協力活動等に関する能力向上のため、コブラ・ゴールド等の多国間訓練に参加


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