スロバキア治安史上最大の再軍備計画が始動。ピストル・リプレイス計画に「CZ」「Glock」が選定
中央ヨーロッパのスロバキアで、22 億 9,200 万ユーロ (=約 3,018 億円) の予算を投じる、同国の治安史上で最大規模となる再軍備計画がおこなわれる。Posted by Ministerstvo obrany Slovenskej republiky on 2014年9月26日
Image is for illustration purposes only.
ロベルト・カリニャーク (Robert Kaliňák) 内務相は 12 月 17 日、ピストル選定の事業者に「Ceska Zbrojovka (CZ) 」と「Glock」を発表。計 4 社で争われていたコンペにおいて、Beretta と SIG Sauer の 2 社が漏れたことを明かしている。
計画は、1992 年の導入以来、軍・警察機関で広く使用されてきた、9x18 mm ピストル CZ 82 (Vz.82) からのリプレイスを図るもので、46,600 挺のデリバリーが見込まれている。内訳は、警察向け 24,000 挺を筆頭に、陸軍向けに 15,000 挺となり、残りがその他の機関向けとなっている。
軍・法執行機関を中心に配備されることから、多様な現場の用途に応じて、選定されたピストルは複数モデルに渡る。
CZ からは、スタンダードモデルの「CZ P-09」、コンパクトモデルの「CZ P-07」、セミ・コンパクトモデルの「CZ 2075 RAMI BD」が、またグロックからは「Glock 17 Gen IV」が一択で選ばれている。各ピストル付属のホルスターやポーチ、フラッシュライトなどの支給も含まれる。
第一陣のデリバリー開始は 2016 年 1 月にもおこなわれる見込み。
Denník N 2015/12/18
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