「CHRIS COSTA SURVIVAL GAMES JAPAN TOUR 2016」3日目・4日目レポート

イベント開催情報
「アメリカの超有名銃器インストラクター、クリス・コスタが来日する」……日本のミリタリー界隈全てにショックを与えたと言っても過言ではない2015年の初来日に続き、今年も開催された「CHRIS COSTA SURVIVAL GAMES JAPAN TOUR 2016」。今回はゲーム以外のコンテンツも大幅にブラッシュアップされた「お祭り」と呼ぶにふさわしいイベントとなった。今回は2016年1月9日、10日に渡って千葉・東京サバゲパークで行われた「COSTA FES」を取材した。

ミリMONO

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    受付と弾速チェックのために並ぶ参加者達。去年からの参加者もたくさん見受けられた。


    冠スポンサーのESSとVERTXのブースには、今回のイベントグッズが多数展示されている。


    昨年と同じく、司会を担当するのは声優の戦え!!ぴっちょりーな☆。


    そしてイベントの主人公、クリス・コスタは今年も元気な姿を見せてくれた。一人でイベントの企画を引っ張っていくパワフルさは相変わらずだ。


    1日目、2日目とも多数のゲストが来場し、場を盛り上げる。



    寒い中であるが、参加者は両日ともほぼ定員いっぱいとなる盛況であった。


    東京サバゲパークのフィールド入り口の空撮図。障害物がうまく配置されており近距離のCQB、長距離の射撃戦のいずれも楽しめるフィールドである。


    いわゆるヘスコバリアーで砂漠の基地を再現したフィールドと……


    市街地をイメージしたフィールド。


    タイプの違った楽しみ方が可能となっている。


    そしてシューティングイベントも昨年に続いて開催。


    今年はMETターゲットによって電子的にタイムを計測するマッチに改められた。


    ゲームの合間にたくさんの人が楽しんでいたようだ。


    ゲーム以外のコンテンツはかなりたくさん用意された。まずはトークショーから。昨年のウェルカムパーティでは行われたがゲーム会場では初めてとなる。


    「銃が持てない日本でトレーニングするにはどうすればよいか」「マインドセットをどうもつか」など、その場の参加者からの質問にも答えていた。


    他にもミニライブや……


    ファッションショーなど、ゲームをしなくても1日十分に楽しめる量のコンテンツが用意された。



    新しい試みとしては、海外の銃器・装備メーカーを招聘した展示がある。今回はLBX1社だけとなったが、メーカー関係者から直接事情を聞ける貴重な機会となった。


    MilitaryBlog(以下MB)
    LBTが軍・LE向け、LBXが一般向けとなっていますが、なぜそういう風にしたんでしょう。あまり他のメーカーでは見かけないやりかたですが。

    LBXのAlex(以下LBX)
    軍用・公用向けの仕様には過剰な部分があって一般向けとはいえないものもある。そういう部分を見なおして、タクティカルなんだけどミリタリーすぎないものを作ろうとしているんだ。

    MB
    軍向けと一般向けでギアの好みというかニーズはどのように違いますか?

    LBX
    例えばプレートキャリアだとプレート用のポケットがいくつも、サイドにもあって、PALSテープもいっぱいついてる。でも一般の人はそんなに必要ないんだよね。マグ3つとポーチだけでいい、ってことが多い。そういう余計なものを取り払えば価格は下げることができる。

    MB
    そのほうがクールになる?

    LBX
    そう!「タクティクール」って言葉があるけどまさにアレだよ。モダンでクールで、でも盛り過ぎないこと。シンプルで機能的なのがいいと思っている。

    MB
    実用性だけでなくてクールさも目指すというのはユニークですね。コスタさんに選ばれたのもそういうことなんでしょうか。彼とはどういう経緯で?

    LBX
    彼とはフロリダのトレーニングイベントで会ったんだけど、すぐ意気投合して、彼のトレーニングにあったギアを作ろうということになった。そこからはもうあっという間だよ。

    彼のクラスでは、ごく普通の人向けでもたくさんのキットが必要になるから、生徒はみな大きなカバンをいくつも持ってくる。じゃあそういうキットやバッグの機能を凝縮して、1つですむようにできないかな、と。例えばパネルシステムで装備を簡単に組み替えていろいろな状況に対応できるようにしているよ。

    MB
    シビリアンシューター向けにはいいですね。日本向けには特に何かやってる?

    LBX
    もちろん。今日周りを見てみれば分かる通り、日本人は装備が大好きだからね。そういう人たち向けに買いやすくて機能的な製品を作っていきたいね。

    MB
    Project Honor Patternとかゲーム(Medal of Honor)とコラボした製品を着た人もいますね。

    LBX
    あれはTier1オペレーターが協力したゲームだったよね。あれはゲーム向けに何か独自のものをというオーダーで作ったけれども、実は機能的にもちゃんとしてる。距離がわかりにくくなるんだ。日本で人気があるのか、結構見るから嬉しいよ。

    MB
    日本のファンはゲームやミリフォトの装備を再現するのが好きですよね。

    LBX
    DEVGRUとかデルタの装備は人気があるよね。すごく細かいところまで観察してると思う。そういうのが好きな人はLBTからズバリの製品を買うことができるよ。

    MB
    エアソフター向けにはどうでしょう。

    LBX
    対応できると思う。僕らのモットーは「Our gear, Your World」だ。トレーニングでもいいしエアソフトで遊んだっていい。アパレルを着てでかけたっていい。あなたの世界観を僕らのギアなら表現できる。それがLBXなんだ。

    もちろんイベントの名前の通り、メインはクリス・コスタ、ジミー・ヘンディリクスと一緒にプレーするサバイバルゲームである。


    内容も通常ルールだけでなく、ゲストに合わせた多彩なものもある。


    アイドルグループ「転校少女歌撃団」がゲーム中に3回、航空支援をしてくれるゲーム。


    開けたところに固まっていると、突然ブザーがなり航空支援が始まるのはなかなかユニークである。


    航空支援をキャットウォークの下でやり過ごす人たち。中には「撃ってくれ!」とアピールしている人もいたようだ。


    こちらはジミーが突然提案したゲーム。ジミーが選び出した重装備の参加者で残りの全部の攻撃を守り切れるかどうか、というルール。


    圧倒的な戦力差をどうしのぐか、何が起こるのか楽しみな見学者でキャットウォークはいっぱいになった。


    開始早々、すさまじい量のBB弾が飛び交う。守備側はキルゾーンを設定し弾幕を切らさない戦いを展開した。


    最後には後退するところがなくなり、押し込まれてしまったが迫力のある内容であった。


    昨年は大人数のゲームが中心で1回あたりの時間が長くなってしまったが、今年はかなりの回数となって彼と共闘するチャンスが増えた。


    何度もリスポーンしながら最前線までダッシュする姿を直接見るよい機会であった。1チームあたりの人数が少なくなるので、彼を援護したり、逆に彼に援護されたりした人はたくさんいたのではないか。





    作戦会議をする2人。昨年の来日は海外でも様々な反応を呼んだ。中にはとても批判的なものもあったという。それにも関わらず日本のサバイバルゲームに飛び込んできてくれるその情熱は、日本人にはとても嬉しいことだ。


    閉会式で挨拶をする東京サバゲパーク代表、西村氏。


    最後にはシューティングマッチ成績優秀者の表彰、くじ引き大会が行われた。


    2年目となった今年の「FES」は、昨年と比べるとまったく違うレベルのものになった。サバイバルゲームをたっぷりと楽しめるというのはもちろん、周辺のコンテンツを巻き込み、より大きなイベントになることを予想させるイベントになったように思う。その名の通り、そこに来るだけで、サバイバルゲームやミリタリーホビーのトレンドを感じさせるような「FES」になれるかどうか、来年以降も注目していきたい。

    その他の写真は下記ミリブロ公式 FaceBook ギャラリーにて公開中。

    http://news.militaryblog.jp/e729672.html

    Posted by ミリタリーブログ - Military Blog Japan on 2016年1月18日

    Photo & report: dna_chaka

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