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ロシアでタクティカル・トレーニングを開催するポーランド出身インストラクターの蔵出し映像

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Тактика зачистки помещения: углы контроля, линия опасности, вх...

Тактика зачистки помещения: углы контроля, линия опасности, вход, правильные стойка и шаг - работа вдвоем

Posted by Армия. Военные Люди on 2015年12月9日
ロシアの軍事情報ポータルサイト:Военные Люди のフェイスブックに、SWATと印字された黒Tシャツを着た人物によるCQBレクチャーの動画が掲載された。計5本の動画には詳しい解説が記載されておらず、映像内容が古く感じたため詳細が気になり色々と調べてみたところ、2005年に行われたウクライナ、ベラルーシ、ウズベキスタンの特殊部隊隊員を対象とした対テロセミナーの一部であることが分かった。

http://center-vityaz.com/articles/meropriyatiya/article_2/

Tシャツの人物は、ポーランド出身の軍事コンサルタントの Мартин Косак 氏である。彼の過去の経歴は不明だが、カティングパイ時に軸足を残し上半身だけでコーナーを取るフォームと足運び、膝を曲げ臀部を深く落としたスタンス、カクカクとした機敏な動き、二人同時突入のボタンフックなどから、何処と無くイスラエル式のテクニックを醸し出している。

同セミナーの様子を捉えた78分の動画
14分40秒辺りには、イスラエル式によく似た“ドロウ後の初弾装填”をレクチャーする様子が映し出されているが、同様のテクニックは他のロシア動画でも散見でき、イスラエル式の様にターゲットと同軸の視線上で操作していないことから、これはロシア式と言えるかも知れない。また、動画の前半では模範射撃を交えながら“片手でのマグチェンジ”“タクティカルリロード”“ジャムの対処”など、実戦に即した基本的なテクニックをレクチャーしている。

動画の後半にはフェイスブックに掲載されたCQBレクチャーの模様が収録されており、ルームエントリー方法の図面解説から始まり、個々の位置取り、負傷者のバックアップ、盾の使い方などを経て、最後に電動ガンや訓練用グレネードを用いた模擬戦が行われている。受講者たちは緊張感を持って臨んでいるとはいえ、突然飛び出してくる敵への対処、グレネードの投擲失敗、銃口管理の甘さ、所謂“手撃ち行為”をする者が居たりと確度に疑問を感じるが、彼らの立ち振る舞いからも分かるように個々の練度の差が如実に表れた結果であろう。

参考動画:ロシア式ハンドガンレクチャー 4分53秒辺り“ドロウ後の初弾装填”

ミリMONO

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    同サイトが10年前の動画を分割して掲載した経緯は不明であるが、Youtube などの動画サイトを介して様々なテクニックが公開されている現在では目新しさはないとはいえ、遮蔽物やコーナーで出来る限り露出面を少なくしたフォームや、開ける前のドアの対処方法など基礎的な部分に変わりが無いことが良く分かる。セミナーの趣旨から察すると、当時は極秘事項扱いだったのかも知れない。

    また、2005年と云えば日本のミリ系雑誌やDVDマガジンなどでタクティカルトレーニングが徐々に紹介されだし、同年スタートした Youtube よって銃器関連の映像を目にする機会が一気に増えた頃である。当時このようなレクチャーの様子を捉えた動画はまだ少なく、もしも本動画が公開されていたら反響を呼んでいたかもしれない。2001年アメリカ同時多発テロ事件以降、テクニックやトレーニング方法、装備品の進化は目覚しく、官民問わず訓練機関が増えたこともあり公開される映像もアップデートし続けている。こういった蔵出し的な動画を観ることで、最新のものと比較してみるのも一興ではないだろうか。

    参考動画:ロシア連邦保安庁 対テロ特殊部隊アルファによる訓練の様子(2015年公開)
    Text: 弓削島一樹 - FM201601

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