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ロシア軍情報部 (GRU) のトップがレバノンの極秘作戦で暗殺か。イスラエル紙が報道

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Photo: Igor Sergun via Wikimedia Commons
ロシア連邦の情報機関であるロシア連邦軍参謀本部情報部(GRU)の総局長イゴール・セルグン上級大将がモスクワ市で2016年1月4日に亡くなったとのニュースが流れ、ロシア大統領府においてもGRU総局長の逝去に哀悼の意を示し、死因は病気と発表した。死の一ヶ月前から療養生活だったという話もあるなかのでの突然の逝去であった。

しかしJerusalem Postが報じた記事によれば、セルグン上級大将はモスクワで亡くなったのではなく、レバノンの首都のベイルートで極秘作戦中に死亡していたことが報じられている。
セルグン上級大将は軍情報部のトップとして、2014年3月のロシアによるクリミア併合で主導的な役割を果たした後は、ロシアによるシリア内戦への参戦の決定を受けて、シリアのアサド大統領の顧問として、対ISIS攻撃作戦の作戦立案などを行ってきたものと考えられてきた。

現地紙の報道によると、セルグン上級大将は、実際には、アサド大統領の顧問としての役割を果たしていたのではなく、ベイルートを舞台に、複数の中東やアラブ諸国の情報機関が関与する極秘作戦の遂行中にトルコの情報機関によって暗殺されたとしている。

実は2010年にGRUの副局長であったイワノフ少将が訪問先のシリアで殺害されていることが発覚しており、シリア内戦前にもGRUは中東にて暗躍していたことが伺わせる事件でもあった。しかし今回は長官クラスが現地で亡くなったことは色々な憶測を生むものではある。

この他にも有力経済紙フィナンシャル・タイムズは、セルグン上級大将はプーチン大統領の密使としてシリア首都 ダマスカスを訪問し、アサド大統領に退陣を働きかけていたとの説を発表している。この申し出にアサド大統領は激怒して拒否したという。なおこの報道はロシア政府によって否定されているが、真相は定かではない。

Jerusalem Post 2016/03/03
Text: WT83 - FM201603

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