マーカス・ラトレル&ティム・ケネディ参戦、自主制作ゾンビ映画「Range 15」レッドバンド・トレーラー

映画・テレビ
米陸軍レンジャー出身のマット・ベスト( Mat Best )ら退役軍人9名からなる“ Ranger Up ”が手掛けたゾンビ映画『 Range 15 』の海外版レッドバンドトレーラーが Youtube の MBest11x チャンネルで公開中である。

以前のミリブロNewsでは、映画製作の資金調達ためにクラウドファンディングサービスのキャンペーンが開始されたことを取り上げたが、同キャンペーンは最終的に目標金額325,000米ドルの3倍以上となる1,084,646米ドルで終了していた。同トレーラーの最後には、作品への参加を表明していた元 Navy SEALs 隊員マーカス・ラトレル( Marcus Luttrell )氏のドクロメイク姿が確認できる。

物語は ―― 酒場で暴れたことで収監となった5人の軍人は、その夜ゾンビによる黙示録が始まったことを独房で知る。留置所から脱出し、警棒と戦場経験だけを頼りに古い基地を目指すこととなる。その道中に多くの武器を手に入れながら、偶然にもゾンビ化の治療方法を発見する。しかし、基地に辿り着いたことは悪夢の始まりだった。昔の上官であるホロウェイ大佐は、治療を十分に行えるのは約300マイル離れた場所にある独立施設“レンジ15”だけであること、時間が進むにつれゾンビの活動が速くなること、ナルシストスーパー軍人のジーンが施設まで彼らに同行することを告げる。世界を救うため、すっかり二日酔いから覚めた彼らの戦いが始まる…。

Navy SEAL veteran Marcus Luttrell is seen in the forthcoming zombie movie, “Range 15.”
(YouTube screen grab)
Legendary SEAL Marcus Luttrell Talks About His Role In ‘Range 15’

マーカス氏が映画に出演したことについて、米退役軍人ニュースサイト:Task & Purpose が行ったインタビュー内容によると、「彼らは海軍兵を求めていた。私は彼らの動画が好きだったから快く求めに応じた。映画とは異なり現実の私は真面目だが、ひとりの人間である。この映画のような状況が発生したら、ある程度生き残るスキルは持っているが実際はどうなるか分からない。パニック時に人々がどのような行動をとるか…軍隊と政府を風刺したゾンビ作品なんだ。この映画はデタラメでユーモアに溢れているが、、重要なのは出演者が実際に戦争で戦った退役軍人であること。」と語っている。また、和やか雰囲気で撮影が進んだことや、作品には退役軍人のPTSDに対するメッセージが含まれていると述べている。

Tim Kennedy Kicks Hollywood In The Face With Role In Range 15

マーカス氏に加えて、ウサーマ・ビン・ラーディン捕獲作戦にも参加したグリーンベレー一等軍曹(ブロンズスターメダル&Vデバイス受勲者)で米総合格闘技団体 UFU( Ultimate Fighting Championship )所属のトップクラスファイター:ティム・ケネディ( Tim Kennedy )氏が出演している。Task & Purpose が行ったインタビュー内容によると、「彼らは何かを探していたが、幸いにも私は“ Ranger Up ”の資金提供者のひとりだったから、映画に出演することにした。民間人がこの映画を観て、何か閃いてくれることを願っている。賛否あるだろうが、観客の様々な反応が楽しみだ。ハリウッド作品ではビジネス的に様々な問題が発生するが、自主制作は脚本など全てを自分達で賄えるから今後も続けて行くだろう。」と語っている。

監督は、B級映画やテレビで活躍中の俳優 Ross Patterson が務める。本作が監督二作品目となるが、物語を引っ掻き回すであろうナルシストスーパー軍人ジーン役として出演もしている。

他の出演者には、大人気TVドラマ「スタートレック」シリーズのカーク船長役のウィリアム・シャトナー( William Shatner )や、メジャーマイナー問わずクセのある悪役で人気のダニー・トレホ( Danny Trejo )、ベテラン俳優のキース・デヴィッド( Keith David )、大作映画で数々の軍人役を務めてきた元海兵隊員のデイル・ダイ( Dale Dye )などが顔を揃えている。

アメリカでの公開は7月4日(独立記念日)となっているが、日本での公開は現在未定である。

Text: 弓削島一樹 - FM201604

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