トルコ陸軍の AH-1W スーパーコブラ攻撃ヘリコプターが「SA-18 MANPADS」で撃墜
5 月 13 日 (金)、トルコ南東部のハッキャリ県でトルコ陸軍所属の攻撃ヘリコプター、AH-1W スーパーコブラ とみられる回転翼機 1 機が、クルド労働者党 (PKK: Partiya Karkeran Kurdistan) メンバーの放った携帯式防空ミサイルシステムにより撃墜。その様子の一部始終を収めた映像が、戦時情報投稿チャンネルで紹介されて拡散された。
PKK メンバーが撃ち放ったのは、「9K38 イグラ (IGLA MANPADS (Man-Portable Air Defense System), NATO: SA-18 ) 」。PKK が MANPADS を所有していることは予てより噂されていたが、今回の映像で明らかとなっただけでなく、地元メディアなどの報道によれば、PKK が MANPADS を使って撃墜した初めての事例になるとのこと。
PKK の軍事部門とされる「人民防衛軍 HPG (People's Defence Force) 」は同日付でウェブサイトを通じて、「イラク国境付近でトルコ軍のヘリコプターを撃墜した」と発表。一方の、トルコ陸軍側もヘリコプターの損失自体を認めているが、当局の当初の発表では「当該機は技術的な理由により墜落した」としていた。
PKK は、クルド人国家の樹立を目指し、トルコ南東部を中心に活動する分離主義組織。40 年に渡るトルコと PKK の紛争は 2 年間の休戦を取り止めて昨年 7 月に再燃。地域に不安定要素をもたらしている。
PKK の軍事部門とされる「人民防衛軍 HPG (People's Defence Force) 」は同日付でウェブサイトを通じて、「イラク国境付近でトルコ軍のヘリコプターを撃墜した」と発表。一方の、トルコ陸軍側もヘリコプターの損失自体を認めているが、当局の当初の発表では「当該機は技術的な理由により墜落した」としていた。
PKK は、クルド人国家の樹立を目指し、トルコ南東部を中心に活動する分離主義組織。40 年に渡るトルコと PKK の紛争は 2 年間の休戦を取り止めて昨年 7 月に再燃。地域に不安定要素をもたらしている。
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