南アフリカのツルベロ社が CMS 20 x 42 アンチマテリアルライフルを発表
9 月 14 日から 18 日に掛けて開催された、2016 年度のアフリカ航空宇宙・防衛見本市 (AAD: Africa Aerospace & Defence) において、南アフリカのツルベロ・マニュファクチャーズ社 (Truvelo Manufacturers Pty (Ltd) ) が、革新的な新型の炸裂弾 (bursting ammunition) を使った、新たな対物ライフル「ツルベロ CMS (Counter Measure Sniper) 20x42 アンチマテリアルライフル」を発表した。
Photo: TRUVELO CMS 20x42 mm via French MoD
ツルベロ社の CMS シリーズは、市街地での戦闘などショートレンジでの交戦を想定した設計となっている。同社によると、40mm グレネードランチャーでは無し得なかったフラットな軌道を持つその飛翔特性からも、特殊部隊が関心を示しており、デモンストレーションを求める声が多く寄せられているという。
使用される弾薬は、同じく南アフリカのダネル PMP (Denel Pretoria Metal Pressings) が開発した亜音速の 20x42 mm 弾薬。練習弾から半徹甲爆薬焼夷 (SAPHEI: semi-armour piercing high explosive incendiary) 弾までと、幅広い運用を可能とする豊富なペイロードを持つ。その有効射程距離は 1,000 メートルに達し、精度は 500 メートルで 2 MOA (Minute Of Angle) 以上あるとされる。
銃本体はボルトアクション式となり、全長は 980 ミリメートル。フォールディング式のストックを折り畳めば 700 ミリメートルとコンパクトに仕上がる。付属スコープと 5 発装填の弾倉を含めた全体重量は 11.5 キログラムとなる。また、他にサイレンサーやモノポッド、ナイトビジョンシステム、サーマル装備などを備えることも可能。
AAD 2016 で初お披露目となった 20x42 mm CMS は、軽量で且つ運搬時を考慮したデザイン設計となっている。
Screen shot: Denel PMP official website
使用される弾薬は、同じく南アフリカのダネル PMP (Denel Pretoria Metal Pressings) が開発した亜音速の 20x42 mm 弾薬。練習弾から半徹甲爆薬焼夷 (SAPHEI: semi-armour piercing high explosive incendiary) 弾までと、幅広い運用を可能とする豊富なペイロードを持つ。その有効射程距離は 1,000 メートルに達し、精度は 500 メートルで 2 MOA (Minute Of Angle) 以上あるとされる。
銃本体はボルトアクション式となり、全長は 980 ミリメートル。フォールディング式のストックを折り畳めば 700 ミリメートルとコンパクトに仕上がる。付属スコープと 5 発装填の弾倉を含めた全体重量は 11.5 キログラムとなる。また、他にサイレンサーやモノポッド、ナイトビジョンシステム、サーマル装備などを備えることも可能。
NEOPUP PAW20.wmvツルベロ・ライフルは、ネオパップ PAW (Neopup Personal Area Weapon) をオリジナルとした、20x42 mm を使う新世代ウェポンシステム。ネオパップとその弾薬は現在、南アフリカのダネル PMP が製造している。なお、ネオパップはその後「雄牛」の意味を持つ「Inkunzi (bull) 」にブランドネームを変更している。
タグ :南アフリカTruvelo ManufacturersCMS 20x42Truvelo CMS 20x42anti-material rifleDenel PMPSAPHEINeopup PAW 20Inkunziアンチマテリアルライフル
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