日米共同演習「Forest Light」オスプレイ参加編

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日米共同演習「Forest Light」オスプレイ参加編
滋賀県高島市にある陸上自衛隊 饗庭野 (あいばの) 演習場で 16 日、国内の日米共同訓練では初となる、米海兵隊の輸送機 MV-22 オスプレイ (Osprey) が参加した。
当日は折しも台風 26 号の列島接近に伴い、雨風が強い最悪のコンディションの中での実施となり、報道公開そのものも危ぶまれたが、無事にその勇姿を拝むことができた。

この訓練に限らず、国内メディアの関心が高いオスプレイの参加は格好のネタ。連日に渡っておこなわれた演習のメディア向けブリーフィングにおいても、報道各局この話題に関する質問が相次いだ。

ちなみに、初日の訓練開始式では、ざっと見渡した感じで 30 名ほどの報道陣。今までに報道参加した日米共同演習ではこれでもちょっと多いくらいかな?と思っていたが、オスプレイ参加の当日はそれを遥かに超える報道陣が・・・。当日の早朝におこなわれたブリーフィングで、メディア同士が小話をしていたのを拾い聞きしたところによると、70 社・ 160 名の報道陣が集まったたというからスゴイ!


なお、オスプレイに関する様々なトピックスは、米軍サイト (在日米海兵隊) に日本語でも詳細が記されているので、そちらを参考にしてもらいたい。
MV-22B オスプレイ インフォメーションセンター

日米共同演習「Forest Light」オスプレイ参加編

今津廠舎から陸自の輸送車輛で揺られること 20 分、オスプレイによるヘリボン訓練公開の場に到着。時折、風雨の弱まることがあるものの、典型的な台風の天候・・・。果たしてこんな状況でオスプレイが来るのか?集まった報道陣の関心と会話の内容は専らそのことばかりだった。

日米共同演習「Forest Light」オスプレイ参加編

悪天候の影響か?中々到着しないオスプレイ・・・。ズブ濡れになりながら待つこと数十分。
程なくして、報道陣の集まる会場にアナウンスが響いた。その内容によれば、報道各局が上空からのオスプレイを撮影しようと飛ばしているヘリコプターが原因で、オスプレイ進入の安全確保が取れないとのことだった・・・。

そうこうしているうちに、遠くの方から聞こえるローター音。もうすぐ近くそこにオスプレイが!

日米共同演習「Forest Light」オスプレイ参加編

今回参加したのは、普天間基地に配備された 24 機のうち 2 機のオスプレイ。山口県の岩国基地から飛び立ち、滋賀県饗庭野演習場へ飛来した。

日米共同演習「Forest Light」オスプレイ参加編

とにかくデカイ!映像やスペックをみて想像していた以上に大きいというのが第一印象。そして一般的なヘリコプターと違い、ティルトローター機の独特な外観には感動すら覚える。また風の強い中でも安定した飛行は、集まった報道陣も口々に賞賛していたのも印象的であった。

日米共同演習「Forest Light」オスプレイ参加編

ヴェイパーを引いた写真や、台風のさなか風雨に曝されてのオスプレイ報道公開は、結果的に貴重なショットの数々になったかもしれない。

ともあれ、オスプレイの勇姿を収めた写真をとくとご覧あれ!

日米共同演習「Forest Light」オスプレイ参加編


日米共同演習「Forest Light」オスプレイ参加編


日米共同演習「Forest Light」オスプレイ参加編


日米共同演習「Forest Light」オスプレイ参加編


日米共同演習「Forest Light」オスプレイ参加編


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日米共同演習「Forest Light」オスプレイ参加編


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日米共同演習「Forest Light」オスプレイ参加編


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