ライター イヌイの2016年に発売されたエアガン勝手にランキング

エアソフト・サバゲー・実銃・アウトドア関連 レポート Comments(0)
皆様、明けましておめでとうございます。

あっという間に過ぎ去った2016年でしたが、この1年間に発売されたエアガン新製品の中から、私イヌイが気に入ったものを勝手に5つ選んでランキングしてみました。まぁ、よくある年末のまとめ企画です。

「えー、それかよ」とか「何で◯◯じゃないのさ?」とかの意見もあると思いますが、「自分が触ったものに限る」+「個人的な好み」のランキングなので「へぇー」程度に見ていただければと思います。

では第5位から順に紹介していきましょう。
第5位 タナカ M360J SAKURA(HW)
ライター イヌイの2016年に発売されたエアガン勝手にランキング
リボルバーのガスガンを積極的に発売しているタナカ。このM360Jは日本警察仕様の回転式けん銃をモデルアップしたものになります。

基本はS&WのJフレームになりますが、フラットサイドバレルや独自のグリップ、刻印などサクラの特徴をよく再現。中身は定評のあるペガサスシステムですが、バレルが短いので実射性能はソコソコです。

警察マニアにとっては何としても買わねばならないマストなアイテムです(実際、かなり売れてるらしい)。また、手に取ると重量感や剛性感が高く、警察マニアじゃなくてもリボルバー好きにとっての満足度はとても高いと思います。

第4位 東京マルイ AA-12
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発表時から大きな話題となっていた電動ショットガンがAA-12。
3発同時発射でフルオートも可能という、ひと昔前では考えられないような電動ガンです。

想像以上に重かったり構えにくい・狙いにくいといった点はありますが、その革新的なメカボックスと豪快な撃ち味、そしてサバゲでのオニのような制圧力は他にはないこのモデルだけが備えるものです。

ただ、HOPの機構が拡散重視になっていて、筆者のようにベネリやSPASといった同社のエアショットガンのフラットでよく伸びる弾道を期待していると「ちょっと違うな」と感じてしまうかもしれません。

第3位 AMOEBA STRIKER AS-01
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AMOEBA初のボルトアクションライフルで、Magpulのカスタムストック「HUNTER 700」を組み込んだM700をモチーフにしているオリジナルモデルです。

システムはごく一般的なボルトアクションのエアコッキング方式。
特に凝った構造ではありませんが、手に馴染む扱いやすいデザインもあって、ガチャガチャいじっていると「へぇー、悪くないね、これ」→「むむ・・・意外といいかも」→「これ欲しい」とツボを突かれまくるデキになっています。

また、デフォルトでもちゃんと弾が出てソコソコ当たるのですが、各部に「あともうちょっと・・・」というスキがある点もポイント。カスタマイズ好きにとっては、「◯◯と△△に手を入れればもっと当たるようになりそう」と夢が膨らみ、その結果欲しくなってしまうというエアガンでした。

第2位 東京マルイ HK416C
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次世代電動ガンの中でも一番人気といえるHK416Dのコンパクトバージョン。スゴい!という点はいくつかありますが、私イヌイ的には「小型化されたリコイルウエイト」がポイントです。

というのも、M4/HK416系の次世代電動ガンは、バッファーチューブ内にリコイルウエイトがあり、ピストンと連動してリコイルショックを発生させます。それと同時にこのウェイトの重さが「ピストンの最後のひと押し」を加え、「次世代特有の最後にスーッと伸びる弾道」を実現しているのです。

「リコイルウエイトを取っ払ったら飛距離が落ちた」という人がいますが、その理由はウエイトによるパンチ力(高圧縮)がなくなったため。

そしてこの416Cはバッファーチューブが短く、従来のウエイトが入らず、短くて軽いウエイトが組み込まれています。これが非常に興味深く「BB弾に重さを加えられるギリギリのサイズと重量」なわけです。

絶対的なリコイルショックはHK416Dより減っていますが、ウエイトが軽くなった分フルオートのサイクルも若干アップ。次世代のM4/HK416をカスタマイズ・チューニングする際の参考になるでしょう。また「前方配線のver.2メカボ」は通電ロスが少なく好ましいです。

第1位 AMOEBA AM-016
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ARESのAMOEBAシリーズの新作、AM-016が私イヌイの2016年ナンバーワンエアガンです。

「民間ARが好き」「シンプルなカービンが好み」「サバゲで使える」という筆者の嗜好にバッチリと合致したのがこれでした。

長いけど軽量なハンドガード、ビレットタイプのレシーバー、PDWタイプのスライドストックなど、民間で最近ハヤリの要素をうまくまとめたデザインもカッコいい!と思います。

また、AMOEBAシリーズ独自のEFCS内蔵のメカボックスは相変わらずデキがよく、デフォルトのまま、あるいは微調整のみでサバゲでガンガン使えるでしょう。オプションのコントローラー(ELECTRONIC PROGRAMMER)があれば3バーストモードが使えるようになりますし。

ライター イヌイの2016年に発売されたエアガン勝手にランキング
モデルガン的なリアルさはありませんがサバゲでの実用性が高く、そして最新モードの民間仕様のルックスというイイトコ取りの電動ガンともいえます。

以上、独断と偏見による2016年のベスト5でした。


他にもKSCのガスブロMASADAや東京マルイのKSG、M40A5、UMAREXのVP9、タナカのM1917(455仕様)といった印象的なモデルはありましたが、現物を見た限りはこんな印象とランキングになりました。

発売された製品を全てを手にとって確認したわけではないので、もしかしたらこれ!というモデルが抜け落ちてるかもしれませんが・・・以上、イヌイの勝手にランキングでした。

とはいえ、趣味であるエアガンは「好きなものを買う」のがいちばん正しい買い方。
もしアナタが狙っているモデルが上記に挙がっていればぜひ参考にどうぞ。

そして2017年もさまざまな新製品が発売されるといいですね。

Text & Photo: 乾宗一郎

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