吊り下げ式の外骨格システムを使って重厚な防弾シールドの負荷を軽減

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吊り下げ式の外骨格システムを使って重厚な防弾シールドの負荷を軽減
Photo from Press Release
NIJ 規格レベル IV に対応する重厚な防弾シールドを、画期的なクレーン式システムと組み合わせることによって身軽にする、初の個人携行製品「リーパー・シールド・サポート (TRSS: The Reaper Shield Support) 」システムが発表された。
防弾シールドを手掛けているベーカー・バリスティックス社 (Baker Ballistics, LLC.) の MRAPS-IV (Mobile Rifle Armor Protective Shield) は、米司法省研究所の定める防弾性能規格、NIJ (National Institute of Justice) においてレベル IV をパスした製品。

吊り下げ式の外骨格システムを使って重厚な防弾シールドの負荷を軽減
Photo from Baker Ballistics
全長 76 センチメートル×全幅 37 センチメートル余りの面積を、敵から放たれる銃弾、.30 M2 AP (徹甲弾) から隊員の身を守ることができるというもの。しかし一方で、その重量は 10 キログラムを超えるため、持ち続けるにも負担が大きく圧し掛かってしまう。

そこで TRSS では、この問題を解決するために、アドバンスド・アキュラシー・ソリューションズ社 (AAS: Advanced Accuracy Solutions LLC) が開発を手掛けている外骨格式のクレーンシステムを活用。

特許取得済のこのシステムを使うことで、シールドの全重量および武器の重みが、外骨格構造を介して吊り下げられるため、使用者のウェスト付近へその重量負荷を分散することができる。

これにより、危険な任務の中でも、肉体的な疲労を緩和し、自身の安全を担保しつつ、敵と対峙することに専念できる。

なお、アドバンスド・アキュラシー・ソリューションズ社の手掛ける外骨格式クレーンシステムは、2015 年 5 月にオーストラリア陸軍がリーパー・ウェポン・サポート (Reaper Weapon Support) の導入を見据えた評価試験を実施している。

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