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4つの地区に500以上の建屋、全長16Km超の道路、地下鉄など…ドイツ連邦軍の市街地戦闘訓練場がお披露目

海外軍事
ドイツ北東部、新連邦州のひとつであるザクセン=アンハルト州。ヒース地の広がるこのコルヴィッツ=レッツリンガー・ハイデには、陸軍戦闘訓練センターがあり、その中の「シュヌーガーズブルク(Schnöggersburg)」に、4つの地区、520の建屋を有する訓練施設が出来上がる。ここは街1つが丸々訓練施設となっており、東京ドーム128個分以上となる6平方キロメートルの面積を有する。下水道、工業地帯、地下鉄とそのトンネル、森林地帯に、市内を全長16.5キロメートルに及ぶ道路が張り巡り、全幅22メートルもの河川が走る…、市街地周辺を舞台に起こり得るあらゆる実戦を想定した様々な環境が用意される。加えて、施設全体で6,000ものカメラが設置され、兵士や各種の陸上ヴィークルを使った戦闘訓練において、参加している全ての動きを把握できるようになるという。

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    10月26日、ドイツ公共放送連盟系列の中部ドイツ放送が、「ドイツ連邦軍(Bundeswehr)が5年の建設期間を経て初めて訓練施設の一部を受領した」「12月にも訓練が始まり、翌2018年4月に他部隊の受け入れをおこない、試験的に訓練をおこなう計画だ」と伝えた。また、その引き渡し式の中で国防省のマーカス・グルーベル(Markus Grübel)政務次官は「我が連邦軍が戦わなければならない環境はもはや『開けた土地』ではなく、『市街地』に変わっている」と述べ、この施設における訓練の重要性を訴えている。

    現在までに、住宅、学校、宗教施設、政府庁舎など240ほどの建屋が並んでいるが、2020年3月に完成を迎えるころには500以上に増やす予定。当初計画で建設費は、1億1,800万ユーロ(=約156億円)が計上されていたものの、資材の高騰を背景に1億4,000万ユーロ(=約185億円)に跳ね上がっている。また、建設に当たっては周辺住民の反対運動も根強くおこなわれ、一筋縄ではいかなかったようだ。

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