NEWS

重量わずか1グラム 70年代に作られたCIAのトンボ型盗聴ドローン「Insectothopter」

海外軍事 Comments(0)

Photo from cia.gov

どこにでもいる昆虫にマイクを抱かせて対象の近くまで飛ばせば目立たず盗聴が可能ではないか……空中に静止できるクアッドコプターのラジコンが珍しいものではなくなった昨今でも通用しそうなアイディアが、70年代のCIAで考案され、実際に試作されていた。
「Insectohopter」はトンボ型の盗聴デバイスである。当初はミツバチ型で設計されていたがミツバチは飛行時の安定性に劣るため、トンボ型になったという。尾に取り付けられたバイメタルの小片にレーザーを照射することでコントロールする。またこのレーザーは盗聴デバイスから音声データを取り出す役割もある。

Photo from cia.gov

飛行メカ部分の部品構成とマニュアル。昆虫ボディ型の燃料液の袋に酸化剤を入れ、発生するガスとスプリングで羽根を振動させて推力を得る仕組み。このガスの排気も前進力として使用する。

Photo from cia.gov

飛行実験の映像が収められたCIA公式チャンネルの動画がこちら。離陸重量わずか1グラムながら1分間、200m飛ぶことが出来たという。しかし横風に極めて弱く、屋外での使用に適さないことからお蔵入りとなったようだ。
Insectothopter: The Bug-Carrying Bug - YouTube

参考:米国防総省DARPA 植物を監視用センサーにする技術の共同開発を公告 - ミリブロNews
参考:CIA、スマートガジェット化された日用品で人々の行動を監視? - ミリブロNews

Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201801
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。


同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
戦場の最前線にお届け、ウクライナのピザ宅配サービス『ピッツア・ベテラーノ(Pizza Veterano)』
アフガニスタンでタリバンが「デルタフォース」仕様の『HK416』を鹵獲か?
先進的な戦闘ブーツを輸出する一方、インド軍は130年前に設計された骨董品を履き続けている
米軍SOCOMが採用したM4用新型サイレンサー一体型アッパーレシーバーの写真が公開
FN社 ドットサイト対応スライドとサイレンサー対応バレルを装着したタクティカル拳銃「FN509 Tactical」を発売
米国の銃器メーカー4社が同盟国軍向けカービンの納入業者に選定される
同じカテゴリー(海外軍事)の記事
 戦場の最前線にお届け、ウクライナのピザ宅配サービス『ピッツア・ベテラーノ(Pizza Veterano)』 (2018-08-10 18:44)
 アフガニスタンでタリバンが「デルタフォース」仕様の『HK416』を鹵獲か? (2018-08-08 16:57)
 先進的な戦闘ブーツを輸出する一方、インド軍は130年前に設計された骨董品を履き続けている (2018-08-07 12:50)
 米軍SOCOMが採用したM4用新型サイレンサー一体型アッパーレシーバーの写真が公開 (2018-08-06 17:28)
 FN社 ドットサイト対応スライドとサイレンサー対応バレルを装着したタクティカル拳銃「FN509 Tactical」を発売 (2018-08-06 17:07)
 米国の銃器メーカー4社が同盟国軍向けカービンの納入業者に選定される (2018-08-06 16:45)
この記事へのコメント
コメントは即時に反映されます。ご自身の責任でご利用ください。
コメントを投稿する
上の画像に書かれている文字を入力して下さい

この記事をブックマーク/共有する

この記事をはてなブックマークに追加

新着情報をメールでチェック!

ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

[入力例] example@militaryblog.jp
登録の解除は →こちら

ひとつ前のニュース ひとつ次のニュース

PageTop