NEWS

ダーイシュ(IS)が使用した武器・弾薬の製造国別ランキングが発表。イラク国内の武器は中国製が突出

海外軍事

Image from Conflict Armament Research (CAR)
英国ロンドンに拠点を置く「紛争兵器研究所(CAR: Conflict Armament Research)」が、「ダーイシュの武器~イラク・シリアにおける3年間の調査」と題した報告書を提示した。同研究所では、2014年から現地調査をおこなっており、武器、弾薬、即席爆薬(IED)およびその原料となる化学物質など、40,000アイテムを収集し追跡調査を実施していた。

ミリMONO

    loading
    ミリMONOをもっと見る
    「イラク軍から鹵獲された米国製武器に対して多くの関心が寄せられているが、これらはダーイシュ支配下にあったイラク・シリア領内で利用された内の僅か2%に過ぎない」とした上で、「ダーイシュが展開した地域で使用された武器・弾薬の実に90%がワルシャワ条約機構に加盟していた国製のものであった」「中国製を筆頭に、ロシアや東欧製であった」と明かしている。


    Chart: Conflict Armament Research (CAR)
    イラク・シリアで採集された弾薬上位5種を示したグラフ。両地域ともにカラシニコフ式ライフルで使用される「7.62x39mm弾」が突出しており全体の7割ほどを占めていることが分かる。


    Chart: Conflict Armament Research (CAR)
    イラク・シリアで採集された武器の製造国別ランキング。
    イラク領内では中国製の武器が全体の55%ほどを占めるという突出ぶりが示されている。一方のシリア領内に目を向けると、中国が20%越えとなるも、ロシアが僅かにそれを上回っていたことが示され、以下ルーマニア、ハンガリー製と続いている。


    Chart: Conflict Armament Research (CAR)
    イラク・シリアで採集された武器の年代別分布図。
    冷戦体制とその崩壊を背景に、最も多かったのが80年代製となり、以下2000年代、70年代と続いている。


    Chart: Conflict Armament Research (CAR)
    イラク・シリアで採集された弾薬の製造国ランキング。
    ロシア製、中国製がほぼ同割合で1位・2位となり全体の約半数を占めている。以下、ルーマニア、米国、ブルガリアが続いている。

    同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
    フランス警察特殊部隊『RAID』が屋内偵察に特化した「球形飛行体」を採用
    米陸軍が暗闇でも顔認識し、高価値容疑者(HVT)の捜索に寄与する技術を開発中
    オーストリア軍特殊部隊『ヤークトコマンド』がショッピングモールを使った初の対テロ訓練を実施
    HK社によりアップグレードされた英軍『SA80A3』は2025年まで耐用年数を延長
    「野生のヘビすら気付かない」。米州兵スナイパーが完璧に擬装
    欧米銃器メーカーのインド生産が数年内に拡大か
    同じカテゴリー(海外軍事)の記事
     フランス警察特殊部隊『RAID』が屋内偵察に特化した「球形飛行体」を採用 (2018-04-20 11:44)
     米陸軍が暗闇でも顔認識し、高価値容疑者(HVT)の捜索に寄与する技術を開発中 (2018-04-19 15:27)
     オーストリア軍特殊部隊『ヤークトコマンド』がショッピングモールを使った初の対テロ訓練を実施 (2018-04-17 13:14)
     HK社によりアップグレードされた英軍『SA80A3』は2025年まで耐用年数を延長 (2018-04-16 19:35)
     「野生のヘビすら気付かない」。米州兵スナイパーが完璧に擬装 (2018-04-16 16:19)
     欧米銃器メーカーのインド生産が数年内に拡大か (2018-04-16 14:05)

    この記事をブックマーク/共有する

    この記事をはてなブックマークに追加

    新着情報をメールでチェック!

    ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

    [入力例] example@militaryblog.jp
    登録の解除は →こちら

    ひとつ前のニュース ひとつ次のニュース

    PageTop