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アメリカ陸軍と海兵隊の5.56mm弾薬が違うのはナゼか? 上院・下院が報告書を要求

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アメリカ陸軍と海兵隊の5.56mm弾薬が違うのはナゼか? 上院・下院が報告書を要求
Photo Credit: Markus Rauchenberger
Image is for illustration purposes only.
アメリカ陸軍と海兵隊での主力小銃はM4カービンだが、それぞれ使用している弾薬は違っている。
海兵隊で広く使われているのは「グリーンチップ」といわれるM855、一方の陸軍はM855の改良型で「ブラウンチップ」と呼ばれるM855A1だ。
アメリカ陸軍と海兵隊の5.56mm弾薬が違うのはナゼか? 上院・下院が報告書を要求
Image: U.S. Army Picatinny Arsenal
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これについて米国の上院と下院議会は国防長官に対して、2017年度の会計における理由の説明と報告書を要求した。国防長官が2種類の5.56mm弾をそれぞれ使う必要がないと報告した場合、陸軍と海兵隊は1年以内に弾薬を統合しなければならなくなる可能性がある。

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なお、海兵隊ではM855A1に相当するMk318 mod0という弾薬もあるが部隊ではM855と混用されているという。

アメリカ陸軍と海兵隊の5.56mm弾薬が違うのはナゼか? 上院・下院が報告書を要求
M16A4からM4カービンへの切り替えということもあり、Mk318についても廃止なり一本化が図られるかもしれない。

出典:http://kitup.military.com/2016/11/congress-army-marines-rifle-ammo.html

Text: 乾宗一郎 - FM201612

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