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ブラックウォーターでの訓練経験を持つ耳鼻咽喉科の医師が地元警察SWATチームのメディックとして採用

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ブラックウォーターでの訓練経験を持つ耳鼻咽喉科の医師が地元警察SWATチームのメディックとして採用
Daily Sun FILE photo/Chris McGathey
16日、米国テキサス州ナバロの警察学校(Navarro College Police Academy)を現役の医師が卒業した。医師は今後、必要に応じて地元コーシカーナ署の警察特殊部隊・SWATチームのメディックとして勤務する。

コーシカーナ警察署で予備警察官として任務に就くことを宣誓したマシュー・ブランチ(Matthew Branch)氏は、地元で12年に渡って耳鼻咽喉科の医師として活躍してきた。

SWATメディックとして勤務を決めた背景には、昨年7月に州内のダラスで起きた警官5人が射殺される凄惨な事件があったという。
ブラックウォーターでの訓練経験を持つ耳鼻咽喉科の医師が地元警察SWATチームのメディックとして採用
Photo from Navarro College Police Academy
This photo is for illustration purposes only.
その後、今年1月にブランチ氏はポリスアカデミーの門戸を叩き、以来、医師としての活動と並行して隔週火曜にSWAT隊員らと共に、厳しい訓練を通じて数多くの戦術、射撃を学んだという。

なお、ブランチ氏は医師としての顔以外にハンターであり、射撃・タクティカル愛好家でもある。数多くの民間向けタクティカル射撃スクールに通ってきたブランチ氏はその昔、軍・法執行機関のプロ達に向けて訓練環境を提供していた民間軍事会社のブラックウォーター(Blackwater)社でも訓練を受けている。

人種問題を発端に国内治安情勢が悪化する中、SWATメディックの道を歩みながらも、医師としての仕事は継続するようだ。

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