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「ライフルグレネード」を愛用するフランス軍。その理由とは?

海外軍事

Photo from Armée française
アフガニスタンやマリの戦場で、ライフルグレネードを使用するフランス兵を目にすることが多い。グレネードランチャーが主流の21世紀において、銃口に取り付けて発射するライフルグレネードはマイナーであり、米国の軍事情報サイト「War is Boring」によると、フランス軍と陸上自衛隊だけがライフルグレネードを多く所有する数少ない軍隊であるとのこと。

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    tir de grenade à fusil
    現在、多くの軍隊がライフルグレネードからグレネードランチャーへとシフトしている。M203やMk19のほうが多くのグレネードを携行でき、より速いペースで発射でき、反動による痛みも少ないからである。ライフルグレネードは反動が強く、正しい撃ち方をしないと肩にアザができたり、跳ね上がったリアサイト部分で顔を負傷することがある。

    ライフルグレネードが少なくなっている別の理由に、対戦車のロケットやミサイルの普及が挙げられる。フランス軍にも「ミラン」や「エリックス」、「ジャベリン」といった対戦車ミサイルがある。それにもかかわらず、ライフルグレネードを多用している。その理由はコストパフォーマンスであると考えられる。

    フランス軍の「APAV40」というライフルグレネードは100mmの装甲を貫通する威力がある。T-55戦車であれば、側面と後方の装甲を破ることが可能だ。高価なミサイルでなくても撃破できる。T-55は現在もアフリカ諸国で使用例があり、フランス軍が実戦で遭遇する可能性はある。7万8千ドルのジャベリンミサイルを使うより、200ドルのライフルグレネードを使うほうが良い。フランスの逼迫した国防費を考えると、ライフルグレネードのコストパフォーマンスは高い。

    Text: ムッシュ・コナギ - FM201708

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