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クルド保健省がエナジードリンク「ワイルド・タイガー」の販売禁止を発表

海外軍事

Photo via YouTube
イラク北部、クルド人の自治地域を管轄するクルド保健省は22日までに、管轄地域全土でのエナジードリンク「ワイルド・タイガー(Wild Tiger)」の販売を禁止すると発表した。

レカウト・ラシド(Rekawt Hama Rashid)保健相は地元紙のインタビューに対して、ワイルドタイガー販売禁止に至った理由として①輸入許可が無いことと、②健康上の懸念があることの2点を挙げている。

ヨルダンのアル・アラビア社(Al Arabia Co. LTD)で製造されているこのエナジードリンクは、2000年代初頭のイラク戦争に参加していた兵士らの間で愛飲され、過酷な環境下で疲弊する兵士を鼓舞するアイコン的存在として爆発的にヒットした。

エナジードリンクの飲み過ぎについては、既報の通り米陸軍でもその危険性が指摘されており、「ガブ飲み」を控えるよう呼びかけている。

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    今回問題となっているワイルド・タイガーなる飲料にも、米陸軍の指摘にもあったように、カフェインと多量の糖分、塩分が含有することが指摘されている。

    Photo from Wild Tiger
    日本でもお馴染みのエナジードリンク「レッドブル(Red Bull)」を引き合いに比較してみると、250ミリリットル缶のレッドブルには80ミリグラムのカフェインが含まれているのに対し、ワイルドタイガーは8.3オンス(=約235グラム)缶で75ミリグラムのカフェインが含まれている。カフェイン量だけでみれば、数値上は大差ないものだが、力強く飛び跳ねる野生のトラと「総合的な活性剤(Total Activation)」や「Tiger Kiss」といったキャッチフレーズが多くの人の耳目を集め、戦場の兵士らのハートを掴んだようだ。

    エナジードリンクについては一般的に、中毒性や不眠症、心拍数の増大、鬱(うつ)病との関連性が指摘されている。またクルド保健省は今回の発表に際して、とりわけアルコールとの組み合わせによる過剰摂取のリスクは看過できるものではないとして警鐘を鳴らしている。

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