MHSの勝者・シグP320をノーカットで1000発撃つとこうなる
米軍MHS(Modular Handgun System)トライアルの勝者、シグP320は「仕様が求めるのと同量の耐久テストを行えばグロックのほうがタフだったのではないか」と、先日グロックの副社長がコメントしたが実際のところはどうなのだろうか。シグ社のP320をノンストップで2万発……とはいかないものの1000発撃つところをノーカットで納めた動画を有志が公開している。
参考:MHS選定に敗北したグロック社幹部「最後までテストを続ければ勝ったはず」 - ミリブロNews
参考:MHS選定に敗北したグロック社幹部「最後までテストを続ければ勝ったはず」 - ミリブロNews
動画では15分ほどで1000発を消化。最後にはトリガーは摂氏93度、バレルは摂氏154度まで温度が上昇し、手袋なしでは持つのが難しいほどになったがそれでも問題なく射撃できている。
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201707
UPDATE: Sig P320 1000 Round Test - Missed Damage - YouTube気になるダメージについてはバレルのコーティングが損傷し、錆が出始めたのと、ポリマーフレーム前方のダストカバー部分がバレルの熱で溶けてしまっているのが最たるもので他に大きな損傷はないという。シグP320は金属のインナーフレームが「銃」であり、ポリマー部分は容易に交換可能なためほぼノーダメージといってよいだろう。極めてタフなハンドガンといえるのではないか。
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201707
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。
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