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米陸軍の熱帯地向け戦闘服&ジャングル戦闘ブーツがメディア会合で展示

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Photo from PEO Soldier
8日、バージニア州フェアファックス郡フォート・ベルボアで新装備の試作開発とその調達を担っている陸軍「PEO(Program Executive Office)ソルジャー」が、メディア会合を開催。改良版となった「熱帯地向け戦闘服(Hot Weather Combat Uniform)」とバージョン2となった「ジャングル戦闘ブーツ(Jungle Combat Boots)」を展示した。

Photo from PEO Soldier
展示された熱帯地向け新型戦闘服のジャケットを見てみると、「襟」と「胸ポケット」が無く、ショルダーポケットにボタン留めが配されている。布地の「層(レイヤー)」と「縫い目(シーム)」を減らすことで、吸水を防ぎ、速乾性に貢献するだけでなく、体温や湿気を保ちにくい工夫が具現化されている。
布地も新たに見直されており、ミリタリードットコムのライター、マシュー・コックス(Matthew Cox)氏は、「現行品がナイロン/コットン(NYCO: Nylon/Cotton)比「50:50」に対し、新型ではNYCO比が「57:43」へと見直されている」と綴っている。こうした取り組みによって、乾燥時間が90分から60分へと30分の短縮を実現しており、通気性も230%と大幅に向上している。

関連記事:
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Photo from PEO Soldier


Photo Credit: U.S. Army photo by Devon L. Suits
次にズボンを見てみると、現場の意見を反映し、蛭(ヒル)や蚊など熱帯地に生息する害虫対策として、足首を保護するメッシュ製の「アンクルラップ」が巻かれている。


Photo from PEO Soldier
ジャングルブーツでは、V1、McRae、Altama、Rocky、Bates、Bellevilleの6種が展示されていた。

関連記事:
米陸軍が改良版の新型「ジャングルブーツ」をフィリピン、タイで試験。熱帯地用の戦闘服も投入

陸軍では、2013年10月頃から「太平洋進路」と名付けた「中国包囲網参戦策」を打ち立てており、こうした新アイテムを太平洋地域の熱帯雨林地帯に投入する計画。
新型ジャングル戦闘服は上下65,000着(1名に付き4セット)を2018年1月にもハワイ州スコフィールド・バラックスに司令部を置く第25歩兵師団に向けて支給される。併せてブーツも送り込まれ、共に3月にもそのフィードバックがおこなわれる。

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