ポーランド軍が純国産の新型アサルトライフル「GROT」×5.3万挺を150億円超で発注。2020年完納予定

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Photo from Ministerstwo Obrony Narodowej
ポーランドの国営ラジオ局である「ポルスキー・レディオ」が、53,000挺の軍納入が決まった国産の5.56㎜アサルトライフル「GROT」について詳報した。

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ポーランド史上初の国産個人携行火器システム、自動小銃「MSBS」の名称が『GROT』に決定。第一陣5.3万挺が陸軍に納品

Fot. por. Robert Suchy/CO MON

国産の新迷彩「MAPA」を使った戦闘服に身を包み、GROT小銃を携行する兵士を前にスピーチする、アントニ・マチェレウィチ(Antoni Macierewicz)国防大臣。

ポーランドは、2007年より国産アサルトライフルの開発計画「MSBS(Modułowego Systemu Broni Strzeleckiej)」に取り組んでおり、キエルツェで開催中の国際防衛産業展示会、「MSPO (Międzynarodowy Salon Przemysłu Obronnego) 2017」において、ラドムの兵器廠「ファブルィカ・ブローニ・ウーチュニク」との間で5億ズロチ(=約153億円)を支払う契約に調印している。

この契約では、2020年までに完納することが定められており、その第一陣となる1,000挺については、2017年内に調達が予定されている。契約には新型小銃を使った訓練の実施と、その取扱いに関するオンライン研修も含まれている。

ウーチュニク工場はかつて、ミシンやタイプライターの製造を手掛けていたが、2000年に軍需工場に転換。今回のGROTの契約は、VIP飛行機の製造に続くポーランド史上で二番目に大きな供給契約となる。

契約発表に当たってミハウ・ドラーシク(Michał Dworczyk)国防副大臣は「1939年以来、我が軍兵士に向けた初の完全国産品だ」「殊の外(ことのほか)革新的で、世界中を見渡しても、最も先進的なアサルトライフルの1つに挙げられるだろう」と、その出来栄えに自信をのぞかせている。その一方で、今回の契約締結については、早々にも合意に達したことが報じられており、契約に時間を掛けていられなかった背景も垣間見える。

ポーランドでは現在、軍の装備刷新を急ピッチで進めており、その規模は、今後14年間で5,500億ズロチ(=約16兆8,800億円)もの巨費が投じられる予定にある。

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