航空機不足を背景に、米海兵隊フォース・リーコンが降下訓練に民間機を利用
敵陣奥深くに潜入し、その戦力状況を偵察することを主たる任務とする、米海兵隊の武装偵察部隊 (フォース・リーコン)。
Photo By: Cpl. Demetrius Morgan
Image is for illustration purposes only.
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課せられた任務を完遂する上で欠かすことのできない航空機を使った降下訓練が、肝心の航空機が不足している実情を背景に、民間航空機の利用を余儀なくされている。海兵隊情報専門サイト、マリーン・コープス・タイムズが伝えた。
ノースカロライナ州キャンプ・レジューンに司令部を持つ第 2 海兵師団 第 2 偵察大隊では、KC-130J や給油機などが軒並み前線展開任務の為に出払ってしまっており、予定していた降下訓練がおこなえず、民間スカイダイビング企業から航空機を借りて補うという。
なお、海兵隊における適正な機体数の確保は、「少なくとも 2020 年まで期待を持てない」とのこと。
パラクリート・アヴィエイション (Paraclete Aviation) 社の保有するターボプロップエンジンの中型輸送機 CASA C-212 を一時的に調達。HAHO / HALO も含めて訓練はおこなわれる。
Capture screen: Paraclete Aviation official website
なお、海兵隊における適正な機体数の確保は、「少なくとも 2020 年まで期待を持てない」とのこと。
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